06年5月例会報告

 今回の例会も、9名が参加しました。
 内容は、「小学校での植物教材、何を栽培すればいいのか?」「音の学習・・・音の正体はブルブルだ!!」「理科サークル特別講座:妖怪」などでした。
 「植物教材」は、実際に栽培している植物教材と「花と実の親子調べ」などの紹介でした。栽培教材としては、高学年の教科書に出てくるものだけでなく、古代米(赤米・朱米・黒米・紫米・緑米)やカラーコットン(茶綿・緑綿)も変わり種として取り上げました。カラーコットンの種子は前回に続きお土産にしました。エーデルワイスもめずらしく、その苗と、葉の切れ目から発芽する「セイロンベンケイ草」の苗も参加者に持って帰ってもらいました。
 「音の学習」では、音叉やボール、ワイングラスなどから音が出るとき、水の振動で目で体感できることや、エナメル線を使ったエコー電話(糸電話の糸にエナメル線を使う)、トランジスタイヤフォンを何本か直結し、マイクとスピーカーは同じ原理だということなどの紹介がありました。音を使ったオモチャとして、原始人が演奏し、別の原始人がハモるというものや、その動物バージョンなども登場しました。
 特別講座としては、「妖怪」ということで、うわさのWさんにレクチャーしてもらいました。これは、きわめてまじめな内容で、「妖怪」の呼称はいつからなのか、それ以前は「もののけ」など別の呼び方であったことや、どこから、その概念が出てきたのかなど、文献や資料を基に、またフィギアなども使い、とても興味深いお話しでした。まさしく「目からうろこ」という参加者の感想でした。
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