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メジャーリーグ スプリングキャンプレポート
 
コンディショニングコーチ 吉田輝幸 

今回は特別編としてメジャーリーグのスプリングキャンプ情報をお届けします。
本来は、代表の大川が毎年この時期にキャンプ(スプリングトレーニング)の視察に行くのですが、諸事情により行く事が出来なかったので、代わりに私が報告します。

何年か前に大川がキャンプに行ってきた際に撮ってきたNYヤンキースのトレーニング風景を見たことがありました。
これは大川が毎回強調している事なのですが、特別なことはしていない……・。
まさにこれでした。
私も今回はマック鈴木選手の所属しているKCロイヤルズのキャンプを視察しましたが、数年前のNYヤンキース同様、特別 なトレーニングは行なっていませんでした。
ウォームアップも普通にジョギングして、ストレッチ、ピッチャーは肩のコンデショニングをチューブを使用して行なう程度です。
練習の最後に、ランニング(シャトルラン系の日もあれば、インターバル系の日もある)、体幹のトレーニング、あとウエイトトレーニングを行う人はやって、やらない人は帰る。
そのかわり動きは最高でした。

結論から言うと、日本のプロ野球と違う点がはっきりしています。
まず、トレーニングの内容ですがアメリカは当たり前の事を当たり前にやる所がすごいと思います。
日本の場合ですと、すぐに方法論やテクニックに左右されやすいとは思いませんか??
更に長続きしない…・・。
アメリカの場合、日本よりも情報が多くあるにも関わらず良いものはチョイスして取り込みますが、基本的には特別 なことは行わず毎日コツコツと当たり前にやるということです。
そしてスプリングキャンプの意義がメジャーの場合は完全に力を試す場、日本の場合は身体を作る場ではないでしょうか?メジャーでは個人に任されている部分が多いと思います。
OFF期間も、野茂投手やマック鈴木投手は大川のもとで毎日ハードなトレーニングを積んでいました。この追い込んでいる期間があるので、キャンプで慌てる事無く野球に没頭できているという事が分かりました。まさにアメリカ式です。

今回のアメリカで再確認させられる事は多かったです。普段のトレーニングは特別な事を行うのではなく(変わったトレーニングを単発的に行なうのではなく)、基本を大事に毎日コツコツトレーニングしていく事が何よりも重要である。そう感じました。

トレーニングに特効薬は無い!!という事をアメリカで再確認したというお話しでした。
大川に代わってお届けしました。


マック選手も元気そうでした。肩の調子も良さそうで、今季も期待できます。

キャッチボール
バッティング
 
休憩中
   
マック選手と記念撮影