バックナンバー 2016年 早春号

1.新春の集いが盛大に
  中村哲之助後援会は2月13日(土)、太閤園で恒例の「中村哲之助議員を囲む2016年新春の集い」を開きました。数日前からの天気予報では、この日はかなり高い確率で大雨になると言われていましたが、早朝に少し雨が降っただけで、春のような天気になり、多くの皆さんが「良かった、良かった、みんなの願いが届いたネ」と喜ばれていました。開会の30分前から高嶋会長と中村府議夫妻はお迎えの挨拶に立ちました。


会場の受付風景


高嶋会長とともにお迎えする中村議員夫妻

  集いには平野・辻元両代議士、尾立参議院議員、樽床・吉田・服部元代議士、竹内前市長や枚方市議会議員の皆さん、近隣の久保田交野市議、森本高槻市議ら多くの議員関係者とともに、連合大阪の山ア会長はじめ多くの労組役員、土地家屋調査士会の加藤会長や各種団体の役員の方々にもご臨席いただきました。

開会にあたって(元参議院議員)高嶋良充・後援会長がお礼の挨拶とともに、「これからもしっかりと中村議員を支えてほしい」と要請しました。また、高嶋会長は、「中村議員は民主党の府議会での議席を守ったが、その分、余りにも忙しくなりすぎている。日々の挨拶活動も十分にできないくらいだ」と中村議員の置かれている状況を説明しました。



高嶋会長が主催者を代表して挨拶
 続いて、議員関係を代表して平野衆議院議員と、各種団体・労組関係を代表して山崎連合大阪会長が、それぞれ祝辞を述べられました。


平野博文・衆議院議員


山ア弦一・連合大阪会長

 この日の集いには、多くの国会議員や地元市議会議員、竹内前市長らがご臨席され、お一人ずつ紹介がありました。


来賓紹介され、立ち上がる竹内前市長

 この後、お礼の挨拶に立った中村議員は、次のように謝辞を述べました。
 こんにちは。昨年は大変お世話になった。お蔭で元気に毎日を頑張っている。昨年は選挙が相次ぎ、大変だった。多くの皆さんのご支援で当選できたが、たった一人になってしまったため、これまでのような活動がなかなかできない。
 一人になると、府政のすべての分野に目を配らなければならないし、府内のいたるところから道路や河川・信号機設置など、府民生活に欠かすことのできない要望や課題が寄せられる。また、各種団体や労組などとの関係も、これまでのように役割分担をすることができないため、すべて1人での対応になってしまう。
一番悩むのは議案への対応だ。○×どちらの態度が正しいのか、悩む。相談する議員がいない。自分自身で「こうだ」と判断すれば全てだ。先日は、私がただ一人反対、1/88という案件があった。
 議会が終わって知事がやってきて、「共産党までも賛成したのに、何でただ1人反対したのか」と言う。私は、◇◇が問題だと何度も部局に説明したというと、「ああ、そうか」と松井知事は、理由が分かったようだった。
 もちろん、マスコミも「なぜ、民主だけが反対なのか」と多くの記者が取材に来た。東京のマスコミや週刊誌も取材に来る。
 時に、心が折れそうになる。…  逃げ出したくなることもある。
 しかし、ここで負けられない。
 いま頑張らずに、いつ頑張るのか。
 去年の選挙で悔しい思いをした同僚や先輩議員のことを思うと、しんどくっても負けられない。
・最後まで、精一杯頑張る。走り続けようと思う。
・息が切れることが有るかもしれない。
 転んでしまうことも有るかも知れない。
 でも、その時は、もう一度立ち上がって、ゴールテープに向かって完走したいと思う。

 今、民主党は大変だ。
 民主党では戦えない、という人も多くいる。けれども、日本の民主主義を守っていくためには、自民党に対峙するしっかりとした政党が必要。維新や共産党では政権を担うことはできない。一方の重要な位置にある政党が民主党であることは間違いなく、夏の参議院選挙に向けて、精一杯頑張るので、よろしくお願いする。

いよいよ、府議会が始まる。松井知事から所信表明 があり、各党の代表質問が続く。これまでは、民主党を代表して、私がずっと、知事と2時間以上もの時間をかけて、一問一答方式で、対決してきた。しかし、1人会派ではその機会さえもなく、思いをぶつけることはできない。残念だ。
今回の2月定例議会には、
 ・宿泊税
 ・法人への超過課税の延長
 ・教育庁の設置構想
 ・高校入試のための、チャレンジテスト
 ・福祉医療費助成制度の大幅な見直し
 ・副首都構想
   これは、大阪都構想 カジノなどを含むものだが、この他にも多くの案件が予定されている。府民のために今、どうあればよいのかを判断基準にして対応していく。

松井知事は、「大阪の民主党は、なくなったのと同じだ」と公然と語っている。そんな状況下ではあるが、何とか民主党の存在感を出して頑張る。

 ・地元にいる時間が相当減ってしまったが、これからも、平野衆議院議員や地元の枚方市議会議員の方々と共に、頑張るので、よろしくお願いしたい。



お礼の言葉を述べる中村議員

 中村議員の謝辞の後、第二部へ移り、初めに尾立参議院議員が乾杯の発声を行いました。


尾立議員の発声

 乾杯後、会場が和やかになったころから、中村議員夫妻は会場内の各テーブル全部へあいさつに回りました。


赤・白の風船を揚げながら挨拶に回る

 会場を一周した中村議員に対して、「一人で大変だと思うが、頑張ってほしい。民主党が無くなったら大変だ」と、多くの方々からの激励を受けました。
 午後2時少し前に閉会となりましたが、まだ、この時は雨も降っていなかったため、ホッと一安心。素晴らしい和やかな一日でした。

大阪府議会議員 中村哲之助ホームページ