バックナンバー 2016年 夏号
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1.民進党地方議員団が政策勉強会 

  民進党は5月16〜17日の両日、全国の地方議員が集合し、参議院選挙に向けたマニフェストの検討とともに、テーマごとの政策課題勉強会を行いました。
 開会日は今後の地方議員団会議の運営方針を決定し、岡田代表の挨拶、参議院選挙に向けたマニフェストに対する「たたき台」を長妻代表代行、山尾政調会長が説明し、地方議員の考え方を聞きました。
 出席した地方議員は、福祉・医療・危機管理・財政規律をはじめとする様々な課題を取上げ、熱心な議論が行われました。

熱心に指摘する出席者(福井県・山本議員)

地方議員の質問に答える右から長妻・山尾氏ら

 また、この後、枝野幹事長が立憲主義といまの安倍政権の問題点について語りました。
 2日目は分科会で、中村議員は「下流老人をどう防ぐか=講師・藤田孝典聖学院大学准教授」という分科会に参加しました。最近、厳しい格差社会の中で、下流老人という言葉を時々聞くようになってきました。藤田准教授は、何故下流老人が生まれるのか、その実態はどうなっているのかなどを詳細に説明し、これからの日本での重要なテーマとして考えていかなければならないと指摘しました。

藤田准教授の取上げたテーマ

バス事故という具体例を取上げて説明

下流老人の特徴の一つである『頼る人』について説明

2.民進党スタートで幹事長が辞職 

 民進党が3月27日にスタートして1ヶ月の4月30日、民進党大阪府連の三役会・常任幹事会が相次いで開かれ、昨年から幹事長に就任していた樽床伸二元衆議院議員が幹事長の辞職、離党、民進党公認内定の辞退を承認しました。さあこれからという時の辞職・離党に府連代表の尾立源幸参議院議員は、「この重大なときの離党は誠に残念で遺憾だ」と、挨拶で述べました。樽床氏が今後どのような活動を展開されるのか分かりませんが、常任幹事会に出席した多くの議員らは、「目前に迫った参議院選挙に大きな痛手だ。こうなった以上は精一杯頑張るしかない」と語っていました。
 また、この日、7月に実施される羽曳野市長選挙で現職の北川嗣雄氏を推薦することを決定しました。
 

推薦決定のお礼の挨拶をする北川市長

 さらに、衆議院選挙の予定候補として、2区 尾辻かな子、5区 長尾秀樹、8区 松井博史の各氏を決定し、それぞれの総支部長に就任しました。
 

3.大阪メーデーに参加 

 好天に恵まれた5月1日、連合大阪主催の大阪地区メーデーが開かれ、約4万人(主催者発表)が参加しました。中村議員もこれに参加し、ともにガンバローと誓い合いました。
代表して挨拶に立った山ア連合会長は、「労働法制の改悪、平和を脅かす安倍政権をこれ以上許してはならない」と述べました。また、参議院の大阪地区予定候補の尾立源幸議員と12人の産別予定候補、衆議院の予定候補が紹介され、代表して尾立源幸議員が決意を述べました。
 

ぎっしりと埋まった大阪城公園

4.戦争法廃止へ総がかり集会 

 安倍政権が昨年9月、安保関連法を強行可決し、海外で武力行使が可能となる「戦争法」を成立させました。いま、本当に立憲主義と平和が危うくなってきています。
このような中、平和運動を進める多くの団体が集まって、「おおさか総がかり集会」が5月3日、扇町公園で開かれました。この集会には民進党の国会議員では尾立源幸参議院議員と辻元清美衆議院議員の2人、府議会からは中村哲之助議員が参加しました。
 

戦争法反対のボードを持つ中村議員と後藤さん

戦争法反対の立場で挨拶する尾立源幸議員。
前列左端に辻元議員


開場はぎっしりと埋まった

 中村議員は、「昨年の都構想を許さないという集会もここで開かれた。あの時の思いを今度もしっかりと活かしていこう」と語っていました。
 

5.熊本地震の募金活動を始める 

 4月14日以降、余震が続く熊本では40人を超える人が死亡し、1,000人以上の方々が負傷されました。さらに、都市インフラへの打撃は甚大で、交通網がズタズタになり、救援物資の運搬も困難をきたしています。 
 このような中、中村議員ら大阪11区議員団は早速、街頭に出て、救援募金のお願いを行いました。
 

平野代議士(左)とともに募金箱をもってお願いする中村議員

 中村議員らの募金のお願いに通行中の方々は次々に協力していただきました。中には、「早速の活動、ありがとう。身内が熊本で暮らしているので心配しています」とおっしゃる方や、「これで衆参の同時選挙はなくなったのではないか」などと政治向きのことを言われる方もありました。
 阪神淡路大震災、東北大地震と津波・原発被害など、巨大地震がこれだけ続き、改めて大阪の安全安心対策を急がなければと思います。亡くなられた方のご冥福と負傷者の一日も早い回復を祈ります。
 

6.民進党を訴える 

 中村議員ら民進党議員団は4月17日、市内各地域で多くの市民に民進党結党の報告と今後の取組みについての訴えを行いました。 
 中村議員は、民主党と維新の党、さらに無所属議員ら156人の国会議員が結集した新党である民進党の結党の理念「自由・共生・未来への責任」の3課題を説明しました。また、夏に行われる参議院選挙に向けて、民進党としては尾立源幸議員の3選を目指して頑張っていくことを約束しました。いま、巷間では、維新・自民・公明は議席確保が硬く、後の1つを巡って民進党と共産党がし烈な争いを続けていると言われています。それだけに、残された2ヶ月余りの間、全力を挙げていくと語っています。
 



7.尾立源幸議員のフォーラムが開かれる 

 7月の参議院選挙に向けて各党が取組みを強める中、民進党大阪は4月10日、北大阪商工会議所で尾立源幸参議院議員の国政報告会・フォーラムを開きました。この日の報告会では冒頭に主催者を代表して平野衆議員議員が挨拶しました。平野議員は、「尾立参議院議員が今夏に改選を迎える。どんなことがあっても勝たせなければならない。民進党として、W選挙も視野に入れて頑張る」と述べました。 
 続いて中村府議は出席の全議員を代表して、「民進党の結党の理念は、自由・共生・未来への責任だ。安倍政権の暴走を止め、政権交代可能な政党として国民に認知されるようにしっかりと頑張る」と決意を述べました。

 

満員の会場で挨拶する中村議員

8.泉ケンタ議員が補欠選挙へ 

 国会議員の「育児休暇問題」で話題をさらっていた自民党の宮崎衆議院議員が、自らの不倫問題で議員を辞職したことに伴う京都3区の補欠選挙が4月12日告示・4月24日投票で行われます。前回の総選挙で、僅差で敗北し比例復活した泉ケンタ衆議院議員がこの補欠選挙に立候補することになり、この程、決起集会を兼ねた時局演説会が開かれ、中村議員も出席しました。
 この日は岡田代表・山尾政調会長・参議院京都選挙区の福山参議院議員・山ノ井衆議院議員らが参加し、泉議員を激励しました。
 この日の演説は誰もが揃って、「今の安倍政権では日本がダメになってしまう、何とかしなければならない。ブレーキを踏むのは今だ。何としてでも泉議員を当選させよう」と、力強く語りました。

 

会場入り口の看板

岡田代表

山尾政調会長

福山参議院議員

9.牧野共栄清香自治会の会館竣工でお祝い 

 絶好のお天気に迎えられ、枚方市平野小学校区の牧野地域の共栄清香自治会が会館の竣工式を行い、これに中村議員もお祝いに駆けつけ、祝辞を述べました。
 この日は自治会会長の棚田葉子さんが経過報告を兼ねて、挨拶。続いて、枚方市の長澤副市長、中村府議、堀井枚方市議の順にお祝いの挨拶を述べました。


 

祝辞を述べる中村議員

 この自治会の会館建設は、10年以上も前、地元の堀井枚方市議会議員が、「地域に自治会の会館がないため、何とか、府営住宅の一角を売却してもらって会館を建てたいという地域の願い実現のため、協力してほしい」と中村議員に要請があったものです。「土地の購入・建設資金を集める苦労など、様々な問題があったが、今日の開館の姿を見て本当にうれしい」と、参加された皆さんが語っていました。
 また、この日は自治会の皆さんが、お餅をつき、また非常用の食材である「トン汁」を用意して参加者に提供しました。中村議員もつきたてのお餅を「きな粉餅」でいただきました。
 

大阪府議会議員 中村哲之助ホームページ