バックナンバー 2017年 春号
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1.山田池川原広場オープン式 
 整備が行われていた山田池公園の川原広場の完成式典が5月21日、地域の関係者やコミュニティ役員などが参加して行われました。この式典には中村議員も参加し、祇園しだれ桜の植樹祭にも加わりました。 この広場は、横を流れる穂谷川での憩いのため、広場から川岸へと緩やかな護岸がつくられるなど、様々な工夫がなされています。
 式典の最後に行われた祇園しだれ桜の植樹行事には、京都円山公園の祇園しだれ桜(現在、第2代目)の子どもに当たるしだれ桜を育ててこられた桜守の佐野藤右衛門さんが最初に土をかぶせ、続いて中村議員もスコップで土をかぶせました。
 この日参加した幼稚園児たちを前に桜守の佐野藤右衛門さんは、「このしだれ桜は私が種から育ててきて、今でちょうど30年経ちます。この桜を大切にしてあげてください」と語りかけました。

休日で式典会場の横ではバーベキューに多くの人達

中村議員が「祇園しだれ桜」の植樹で

しだれ桜の説明

2.辻元議員らが自民・維新への反撃を訴え 
 この日、京都から駆け付けた鈴木・京都市議は、「民進党の全国地方議員団会議の会長として、これからは民進党本部で積極的に発言し、地域の事情をしっかりと提案・要望し、地域主権の主役は民進党だと言われるように頑張っていきたい」と語りました。
 最後に挨拶に立った辻元議員は、「最近の政治は無茶苦茶だ。安倍総理の傲慢不遜な姿勢は許すことができない。このままでは日本の国が危険にさらされていく。これからも、全力で頑張っていくので、ご支援をお願いする」と述べました。

現代劇場正面に建てられている看板

自民・公明・維新の候補を破って当選した
島本町の山田町長が挨拶


連合大阪の山ア会長も激励の挨拶

土井チルドレンと言われた宝塚の中川市長が
「維新に負けるな」と激励


菊水丸氏も激励の挨拶に
 大阪10区選出の「辻元清美衆議院議員とともに歩む集い=新緑さわやかパーティ」が5月21日、高槻現代劇場で開催され、中村議員を初め民進党、社民党・緑の党などに所属する多くの議員や経済団体役員などが参加しました。
 この日は、辻元議員が国土交通副大臣の時の国土交通大臣であった前原議員や森友・架計学園問題を追及している福山参議院議員、当時土居チルドレンと言われた中川・宝塚市長、菊水丸など、多彩な方々が激励に駆けつけました。

3.自治体議員の立憲ネットワーク世話人会を開く 
 2013年、安倍政権による改憲の動きに危機感を持った超党派の国会議員によって、立憲フォーラムが設立されました。これに呼応する形で、2014年には自治体議員立憲ネットワークが立ち上がり、現在、全国で800人を超えるメンバーを有する組織へと成長しています。各地でも都道府県単位での地域のグループが立ち上がり、活動の輪は広がり続けています。
 ここ大阪でも、立憲主義の回復、世界を席巻する"ポスト真実"政治との決別をかかげ、自治体議員立憲ネットワークおおさかを設立しようと、5月14日、全国世話人会議とともに、大阪でも新たにスタートしました。
 設立集会では、立憲フォーラムの幹事長を務める辻元清美衆議院議員が立憲主義と地方自治について、前大阪府議の森みどり氏が大阪で特に深刻化する子どもの貧困問題についての基調講演を行いました。
 ■大阪での体制■
大阪府内の、民進党、社民党、新社会党、緑の党、無所属・市民派の自治体議員が広く参加できるようにしていくとともに、市民のみなさんにも幅広く参加を呼びかけていくことにしています。
この日にスタートした立憲ネットワーク大阪は、代表世話人に中村哲之助府議が就任し、この後、5月の市議会などが終了後に、世話人態勢などを整え、全国の仲間とともに活動を展開していく予定です。

代表世話人に就任した中村議員が挨拶

世話人会議の後、記念撮影

4.北陸新幹線の整備促進へ 
 中村議員ら民進党系の府県会議員らで結成している「北陸新幹線の整備を推進する議員の会」は長野県で平成29年度の春の役員会と勉強会を4月19日、長野県・議会議事堂会議室で開催しました。
 これについては、府議会に活動報告としてあらましをほうこくしていますので、これをそのままお伝えします。

北陸新幹線の整備を推進する議員の会の活動報告書
PDF形式


5.枚方市駅周辺の再整備問題 
 
 枚方市駅周辺の再編整備が枚方市政の重要課題として市議会でも多くの議員が取上げるようになりました。また、市長から、「枚方市駅周辺の再編整備について、市としての考え方を理解してほしい」として、副市長や担当部長らが枚方市選出の大阪府議会議員に対して説明をしました。
 それによると、
@官公庁団地の中の現在の大阪府の府民センター用地に市役所や国の機関や府のセンターを合同庁舎として建設運用するという考え方、
A京阪本線と交野線の間の敷地を活用し、京阪などと共に整備していこうとする考え方、
の2案があることを示し、議会などで議論があったが、@案を優先して考えていきたいということでした。
   このような中、市議会の民進市民議員団の堀井議員らが大阪府庁を訪問し、府の財産活用課の担当者らと面談し、現時点で府と市の話し合いはどのようになっているのか、府としての見解はどうなのかを聞きました。
 府としては、@まだ30年以上も使用していこうとしている財産・庁舎をそんな簡単に解体して合同庁舎にとはならない、Aだからと言って、市の「まちづくり」に協力しないということではない。Bしかし、「このようなことをするので府として協力してもらえないか」というような案の提示さえなく、今は何とも言えない、ということでした。
 堀井議員らは、「当然だ。枚方市からの具体的な代替案なども示さず、協力だけしてほしいでは前に進まない」と語り、今後、市政の中で「WIN・WIN」の関係をどうすれば提示できるのかを質していきたいと述べました。

右側奥から堀井・西田・八尾の各議員、正面は中村議員

6.三栗府営住宅で公園  

 府営住宅を高層化することによって、残地となった土地を売却していく中で、三栗地域で住民からの要望が実り、日影の影響で売却が困難な部分を地元自治会などの共同利用できる「公園」として、今年の春から利用されています。
 ここは、三栗の府営住宅在住者だけではなく、近隣の自治会や各種団体がグランドゴルフや趣味のスポーツなどに活用されています。中村議員は、「本当に住民の粘り強い運動の成果だ。地域でしっかりと管理して有効活用してほしい」と語りました。

隣接住宅の最上階から見た公園

7.4月は出会いの時  

 4月と言えば小学校・中学校を初め、企業でも新しい人達が入ってきます。中村議員は4月3日から始まった入学式などに可能な限りの出席で、若者の前途を祝いました。
@学・入園で一番気になるのはやっぱり幼稚園です。集団生活に慣れていない小さな子ども達がこの日から多くの仲間と生活をしていくだけに、「緊張・不安」を抱えています。それを先生たちがうまくリードしているのが分かります。

 

A中学校では、地元のサダ中学校へ出席。この中学校は枚方市内で最大の生徒数の学校で、北河内地域でも最大です。卒業生と新入生の差が少しあり、1,000人を切りましたが、それにしても大マンモス校です。1年生の受け持ちの教員紹介で教員が壇上に登りましたが、1列では不可能というほどです。
 かつて、この学校で感動的なことがありました。それはいろいろな事があって留年してしまった生徒が、卒業する同期の生徒たちに、在校生代表として「送辞」を読んだことです。「いろいろあったけれど、もう1年頑張る。この1年は人生で大きな意義のあるものになると思う。君たちは先に行って待っていてほしい…」ということだったと思います。学校も偉かったし、この生徒もすごかったと思います。いま、あの生徒はどうしているのかなと、この学校の卒業式でいつも思い出します。
Bまた、少し中身の異なった入学・入校もあります。府立高等技術専門校の入校式では、相当な年配者もおられました。家族でしょうか、後方で、子どもを抱いた方も参加されています。式典の少し前、校長室で校長先生から、「今日入校した生徒の皆さんは全員が卒業ということにはなりません。ハローワークから紹介されてきているのですが、途中で、退学する人たちが結構おられます。それは学校が嫌で退学ではなく、就職が決まって、いわゆる寿退学なのですよ」と説明がありました。「何か資格を身に付けてと思って、皆さんは必死に頑張っていますよ」とのこと。この方々に素晴らしい就職先が待っていることを祈ります。
C村野高等支援学校の入学式も4月7日に行われました。
 この入学式では校長先生の式辞は素晴らしいものでした。障害とは何か、今の社会で何が欠けているのか、何をしなければならないのか、どうすればよいのかを分りやすく、誰の心にもストンと落ちる語り口で述べられたのを忘れられません。

    校長の式辞(要旨) 

   社会はいまなお、障害を持つ人たちに厳しい目を注いでいます。多くの方々に聞いてもらいたいと思ったのは私だけでしょうか。生徒がしっかりと日々の学校生活を送ってくれるようにと願います。


 

8.憲法を壊すなと18,000人が集う 

 憲法記念日の5月3日、扇町公園に18,000人が集まり、「安倍政治NO!」、「憲法こわすな!」と、「おおさか総がかり集会」を開き、決意を表明しました。
 この日は民進党から辻元・衆議院議員、中村・府議、田中・茨木市議や尾辻・衆議員予定候補らが、社民党からは福島・副代表、服部・元衆議院議員らが、共産党からは清水議員らが参加しました。
 南スーダンのPKO問題、北朝鮮のミサイル発射と周辺国の対応、シリアへの米軍の巡航ミサイル・トマホークでの殺傷など、いつどこで大戦争が勃発してもおかしくない状況が続く中、安倍首相が2020年の改憲を発言し、いよいよ問題は深刻化してきました。そのような中での行動であるだけに、2年前の都構想住民投票のように全力を挙げて頑張ろうと決意を表しました。

左から田中・茨木議員、中村・府議、森・元府議、尾辻・予定候補

大阪府議会議員 中村哲之助ホームページ