ここに掲示している画像は,1995年5月〜6月に,乃美尾小学校において私が撮影したメダカのたまごの顕微鏡写真です。
画像取り込みに利用したのは,顕微鏡カメラとSONYの8mmビデオカメラ,そしてPC9821Ce2のビデオキャプチャボードです。
撮影のノウハウが不足していて,途中からたまごの周りに水カビが生えてしまい,16日目で撮影を断念しました。
それでもコピーフリーのデータとしてどなたかお要り用の方がいらっしゃるかもしれないと,公開することにしました。ご覧下さい。
田中 佳一
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うみおとされたばかりのたまごは,ゆっくり回転しながらいくつもの小さなかたまりに分かれていきます。
この写真のたまごのひょうめんのぶつぶつは,ひとつひとつが小さなかたまりなのです。
また,水の中で何かにつかまりやすいようにたくさんの毛が生えているのもわかりますね。
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たまごの中にあわがたまっています。これはたまごが生きているしょうこです。
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あわがふえています。たまごが元気に成長しているようです。
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体のもとになる部分がはっきりしてきました。目玉や脳(のう)になる部分がよくわかりますね。
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たった1日でずいぶんからだが大きくなります。けんびきょうで見ると,しんぞうができて,血が体から外に出て黄身の中に入りえいようをとりいれている様子が分かるようになります。
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たまごの表面にちいさな水草が生えてきました。
黄身はえいようを使われてだんだん小さくなっていきます。それとはぎゃくにメダカの体はどんどん作られていき,このころになるとたまごの中でよく動きまわります。
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目玉のつくりがずいぶんはっきりしてきました。
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このころのたまごをよく見ると,顕微鏡(けんびきょう)を使わなくても,白目と黒目のくべつがつきます。
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たまごのまわりの水草が成長して,だんだん中が見えにくくなってきました。
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体が大きくなって,からにそって右回りにぐるっといっしゅうしています。
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体の表面の色のもとになる点々がつきはじめました。
せまいたまごの中で太いからだがずいぶんきゅうくつそうですね。
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体が一しゅうでおさまらなくなりました。黄身は体より小さくなっておなかにひっついたふくろに見えます。
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このころのたまごをけんびきょうで見ると,目をキョロキョロさせたりひれをぴくぴく動かせているのがわかります。
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うーんざんねん。水草がじゃまをして,中がよく見えません。
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目の下のところにえらが出来ているのが分かりますね。
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よく見えません。たまごの中で何を考えているのでしょうね。
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そろそろたまごから出てくる日が近いようです。
このたまごのグループは,19日目に最初の一ぴきが出てきました。
たまごから出てくることを孵化(ふか)といいます。
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The END