[廃止された特殊勤務手当]

　・特殊土木事業手当
　・市営葬儀執行手当
　・汽缶作業等手当
　・そ族昆虫駆除手当
　・年末年始休日勤務手当
　・変則勤務手当
　・用地買収交渉手当
　・有害物取扱手当
　・常時時間外勤務手当（病院）

政府は、年金制度改革を巡る議論を踏まえ、年金福祉施設等を譲渡または廃止することを 目的とする独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構を本年10月に設置する法案を、 去る3月4日に国会に提出しました。厚生年金病院については、平成17年度中に整理合理化 計画を策定の上、この機構を通じて5年をめどに地方公共団体や民間への売却を進めることと しています。 　本市にある星ヶ丘厚生年金病院は、昭和28年の設立以来、「地域の皆様が安心できる公的 病院として、高度医療を提供する」医療理念を柱とし、「地域のニーズに応じた質の高い医療を 提供する」、「医療安全を最優先課題とする」、「患者様の意思を尊重した医療を行う」、「患者様の 心とからだの満足をめざす」、「地域の皆様の健康増進に寄与する」という５つの基本方針のもと、 広く市民の医療需要にこたえています。また、同病院では、脊髄損傷、脳卒中の急性期から 始まる総合リハビリテーションを中心とした医療を提供しています。さらに、地域がん診療拠点 病院の指定を受け、総合的かつ精度の高いがん診療に努めるとともに、小児救急を含めた 救急医療を展開するなど、地域の医療になくてはならない機能を果たしています。 　よって、政府は、厚生年金病院の整理合理化に際し、星ヶ丘厚生年金病院がこれまで地域 医療に貢献してきた経過に十分留意し、同病院が有する高度かつ公的な医療機能を引き続き 維持するために必要な措置を講ずるよう強く求めます。 　以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 平成17年6月24日

＜提出先＞内閣総理大臣・総務大臣・厚生労働大臣