「科学読物研究」

2002年9月名古屋研究会発表資料

 9月16日 名古屋仮説会館

             資 料 名         発表者      ページ数
科学読物研究で仮説実験授業が明らかにしたこと 西村寿雄 1P
資料 仮説実験授業・科学読物研究資料 西村寿雄 5P
資料 仮説実験授業関係科学読み物論抜粋 西村寿雄 5P
鉄の棒を叩くと磁石になる? 北村秀夫 15P
色の不思議 高村紀久男 25P
砂鉄と鉄粉こプラン 須崎正美 6P
シンプル・モーター(ネオジム磁石)・仕組み 須崎正美 3P
どうして人を殺してはいけないのか? 須崎正美 10P
近代科学と近代画報 高橋道比己 8P
「総合的な学習」の絵の源流としての『小学科学絵本』 瀧川光治 4P
「科学読物」概念の成立について 瀧川光治 5P
通信「南城の自然」 鈴木久 20P

                     
                    話題


  長野・佐久から北村秀夫さん・知子さん、さいたま市から須崎正美さん、それに大阪から山本喜美さんもかけつけて下さってにぎやかな会になった。
 西村寿雄の「科学読物研究での仮説実験授業が明らかにしたこと」はまだ未完成で、仮説実験授業提唱40年に向けての足がかりの資料。
 北村秀夫さんの「鉄の棒を叩くと磁石になるか」は、さまざまな実験を交えての交流だった。地磁気の話をどこまで入れるか、音の振動と磁力の関係まで踏み込むか、話題が彷彿した。これからの進展が楽しみ。高村紀久男さんの「色の不思議」はていねいなプラン。プラスの合成、マイナスの合成など、色彩についての基本がわかる。須崎さんの「砂鉄と鉄粉」のプランも分子磁石に発展するか。ネオジム磁石一つで簡単に回転するモーターの紹介。「どうして人を殺してはいけないのか?」は、「どうして人は仲間を殺すのか」という反語。動物の進化と社会的抑制の話。高橋道比己、瀧川光治の資料は『科学読物研究』14号に出たものの解説。鈴木久さんの「南城の自然」は、鈴木さんの学校の理科通信。
 
  以上、今会は実験あり、資料ありで、盛りだくさんの内容だった。

 
  参加者   西村寿雄、高橋道比己、高村紀久男、瀧川光治
           北村秀夫、北村知子、須崎正美、山本喜美、鈴木久
                  

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