「科学読物研究」

2003年1月大阪研究会発表資料

 1月19日 大阪・ホテルアウィーナ

              資     料     名        発表者 ページ
授業書の読み物イメージ
   ー授業書「ふしぎん石じしゃく」を例にー
西村寿雄  9
「授業書」読み物と「紙芝居」読み物 西村寿雄  7
近代科学と近代絵画 高橋道比己  8
地球の誕生 高橋道比己  5
オッペケ王とペッポはかせ 高村紀久男 10
月の世界 高村紀久男 11
福沢諭吉と科学教育(論文別刷り) 滝川光治 26
福沢諭吉の『訓蒙窮理図解』に関する言及(未) 瀧川光治  2
堀七蔵の保育項目「観察」教育論(論文別刷り) 瀧川光治 16

                     
                 話題


 
 西村の゜「読み物とイメージ」が話題になった。授業書やお話の中で、「絵や挿絵はどこまで描いてどこまで書かないかはっきり意識することが大切ではないか」と議論がわいた。文章は言葉を使ったコミニュケーションの重要な道具であることも再認識された。
 高村紀久男さんの「オッペケ王とペッポはかせ」は興味深く読めた。文章の軽快さと適度な(簡潔な)挿絵が効をそうしていると思われる。幼児教育に造詣の深い山本喜美さんからも絶賛をあびた。以上2点は「科学読物研究」16号に掲載予定。
 (感想)
   今日の議論でわたしが一番興味を持ったのは「授業書のイメージ」の話題 でした。例えば、「絵カード」に関して、「授業書の文章を読んで空想すること  の大切さ」と「間違ったイメージを描く恐れ」についてなど、これまで全く考えた こともなかったので、「目からうろこ」という感じがしました。(林純一)

   参加者   西村寿雄、高橋道比己、高村紀久男、瀧川光治
           林純一、山本喜美、
                  

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