「科学読物研究」

2003年3月名古屋研究会発表資料

 3月2日 名古屋仮説会館

              資     料     名        発表者 ページ
授業書読み物1
   「石はどこでどうして生まれたのか」
西村寿雄  5
〈科学の本〉学確立に向けて 1
 科学読み物 〈化石の本〉の研究
西村寿雄  16
近代科学と近代絵画(遠近法の発明) 高橋道比己  8
地球の誕生 2 高橋道比己  8
懐中電灯を使った光通信(実験) 高村紀久男
小幡篤次郎『天変地異』と資料 滝川光治  12
「かがくする心の絵本」(平凡社)の紹介 資料 滝川光治  10
簡易静電気発生器(実験) 鈴木久
読み物「外国の紙A判・日本の紙B判の話(資料)  松崎重広  4
読み物「八つ切り・四つ切りの話」(資料) 松崎重広  4

                     
                 話題


 
 西村の「石はどこでどうして生まれたのか」は、改訂第2版だが、また、みなさんからたくさん意見が出て再度改訂の予定。岩石の基本がわかってよい」との評。科学の本学にむけて、化石の本の研究第1歩を進める。過去には、なかにはいい本があることが実感としてわかる。
 「福沢諭吉にかくれて、ちょっと知名度が下がるが、実質的には福沢諭吉の
片腕として活躍した小幡篤次郎に焦点を当てる」と滝川光治さん。いろいろと新しい発見がありそうだ。 
 高村紀久男さんの光通信の実験は、懐中電灯の光で、見事に音楽が向こうに届けられた。音質も良い。またの、読み物の完成が期待される。
 つづいて、鈴木さんの、「静電気ボックス」の実演もよかった。2mmほどの発泡スチロールの玉が、静電気で上下に激しく動く。
 高橋道比己さんの絵画の歴史探訪がづっと続いている。

    参加者   西村寿雄、高橋道比己、高村紀久男、瀧川光治
            鈴木久、山本喜美、
                  

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