「科学読物研究」

2004年3月 名古屋?研究会発表資料

3月7日 名古屋市科学館

              資     料     名        発表者 ページ
紹介  『霜柱の研究・布の保温の研究』 高橋道比己
在住外国人の長期統計より見た日本の近現代史 松崎重広 12P
大矢真一 略年譜 松崎重広 2P
大矢真一の科学(算数)読み物著作・検討一覧表 松崎重広 8P
今週の雑感 大矢真一の仕事がよみがえった 松崎重広 2P
ぼくの教師としての日々 松崎重広 2P
花崗岩の火成説を予想したハットン 西村寿雄 5P
地層の年代をひもといた人たち 西村寿雄 4P
真空実験あれこれ 池上隆治

                     
                 話題


   高橋道比己さんが紹介した
     自由学園女子部 自然科学グループ著
      『復刻新版 霜柱の研究・布の保温の研究』
   が話題になった。実際に〈シモバシラ〉という植物があるとか。
   
   今回も松崎重広さんの研究成果が披露された。藤原安治郎に続いて,
   大矢真一について本格的に研究するという。『くふうと実験』など,多数の
   読み物の紹介があった。
   大矢さんの本は「何かを本で教えるという姿勢でなく,読んで楽しませる
   書き方なのでよい」と松崎さん。今後の研究が期待される。
 
   西村寿雄の意訳シリーズは,先月の
     「花崗岩の火成説を予想したハットン」
   の改訂版も読んでもらった。地図など入れすっきりしたが,さらに読みやす
   くする視点からいく箇所の指摘があった。
   「地質年代をひもといた人たち」は時間の問題もあり,簡潔にすませた。

   池上隆治さんからは「シュポシュポ」の改訂追加実験の紹介があった。
   醤油差しをうまく加工し,風船をつけて,気圧の変化を目で見れるように
   うまく工夫しているのがよかった。

   名古屋市科学館書庫運営について
     会員外で名古屋の方もおられるし,この件については鈴木久さんに
     まとめ役をお願いした。
     午後からは,とりあえず棚の整理をした。戦後の意欲的な本がかなり
     そろっている感じであった。8P

 
、    参加者   西村寿雄、高橋道比己、高村紀久男、松崎重広、
             鈴木久、 池上隆治、 市川美代子
         午後 山田正男, 山田芳子、高木仁志、水谷瑞代 
                  

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