「科学読物研究」

2004年5月 名古屋研究会発表資料

5月16日 名古屋市科学館

              資     料     名        発表者 ページ
冬はなぜ昼が短いの? 高村紀久男  20
怪獣くん(原理) 高村紀久男   3
大陸は動いていると主張した人たち 西村寿雄   6
オーストラリアでの月の見え方 山田明彦   2
授業書「結晶」〈食塩の話〉改訂について 山田芳子   4

                     
                 話題


  今,話題となっている年金法について。
  「冬はなぜ短いの」に関連して,論理展開ばかりでは読む方もつかれるので
適宜,もの作りや実験を入れると良い。「頭にあるモノを手で出す」(高村)行為が
必要。このお話では,黄道をもとに説明に入っているがむつかしそう。天球儀について議論がわく。視点がかわるので,よけい考えづらいこともある。
 「怪獣くん」についての原理的な説明。「ぼくが歩くと月もあるく」と関連づけて書かれているのでわかりよい。
 「大陸は動いていると主張した人たち」は,ウェゲナーの大陸移動説もたんなる思いつきでなしに,ちゃんとした科学研究の成果の上に,予想して確信したといういきさつをお話にしている。
 山田明彦さんから,オーストラリアでの月の見え方の話があった。日本と違って北に見えることになる。授業書の改訂に関わって「岩塩の話」の改訂の話を持ってきてくださった。「アビシニア」はどこか等,多彩な話題になった。
 
  名古屋市科学館書庫運営について
 かなりは,名古屋市立鶴舞図書館で保管が可能とのことで,整理した。
図書館に移れば,貸し出しも可能になる。
 
、    参加者   西村寿雄、高橋道比己、高村紀久男、山田明彦
             山田芳子
         午後 鈴木久, 近藤洋子  
                  

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