「科学読物研究」

2004年9月 大阪研究会発表資料

9月19日 大阪府教育会館

              資     料     名        発表者 ページ
「実像はこうやってみるとすごい」 高村紀久男 8
首振りドラゴンのなぞ 高村紀久男 20
科学絵本の物語性と科学性 滝川光治 13
科学読み物
   改訂版「大陸はたしかに動いたにちがいない」
西村寿雄 8
科学読み物 「〈うずまき化石〉のなぞ」 西村寿雄 8
手作り「水万華鏡」開発史 西村寿雄 11
資料 夏の大会板倉講演録
    「見方・考え方を教えるのが科学教育」
         ー科学読み物と説明文ー
板倉聖宣
(原田研一編)
20

                     
                 話題


  高村紀久男さんの「実像…」はおもしろい。イルージョン像よりくっきり鮮明で
 これなら簡単に「実像」の世界が楽しめる。
  「首振りドラゴンのなぞ」も何回か改訂されているが,小さな箱からお面までいろいろと楽しめる。そして,その謎にまでお話と実験で迫っている。物作りと,体験,そして科学読み物の総」合である。
 滝川光治さんの論文の紹介で,「科学絵本の物語性と科学性」。幼児の科学心をいかに呼び起こすかに,科学絵本の役割がある。「物語性」(絵)を駆使しながら論理を通している「科学性」に着目されている。幼児教育分野での科学絵本の役割について分考えるきっかけになる。
 西村の科学読み物については,板倉さんの科学読み物論をふまえた読み物になりうるかの視点から議論がはずんだ。

 今回は,広島から高田さん,池田から細川さんのご参加があった。

  参加者   高村紀久男    滝川光治   西村寿雄、
         高田純一郎(広島市)  細川冨士子(池田市立神田小)
                  

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