「科学読物研究」

2005年2月 大阪研究会発表資料

2月13日 エルおおさか

              資     料     名        発表者 ページ
科学絵本を読む(見る)とはどういうことか? 滝川光治  2P
幼児の探索・探求活動と問題解決 滝川光治  2P
資料 聖和大学論文集 (滝川光治博士論文集) 滝川光治 122P
資料紹介 「子供の友」婦人の友社 大正13年 山本喜美   
「さる・るるる」まんが大会  高村紀久男  6P
「さる・るるる」博物館 高村紀久男 41P
「電気人間」 問題12,13 高村紀久男 5P
ウェゲナーの確信「大陸は動いたに違いない」 西村寿雄 P11
2005,1,28 授業書開発講座記録 西村寿雄 P9

  参加者 山本喜美,高村紀久男,滝川光治,西村寿雄

 滝川光治さんの「科学絵本を読む」についていろいろな議論が出た。3才児は感性でまるごとわかる。短い言葉でことことでいい。絵と文の癒合が大切である。読み聞かせではなく,一緒に読むことが大切。「知・情・意」ではなく,「情・意・知」である。3才児を中心とした〈絵本〉の研究が大切であることを確認。
 高村紀久男さん紹介の「さる・るるる」は,それぞれの子どもが見本をまねて絵を描き,虫食い言葉も自分で考えるという楽しい「絵描き」「言葉作り」授業の紹介である。高校生の作品例はなかなかおもしろい。続いて,簡単な道具をつかって,静電気のやりとりの実験の紹介があった。「電気まと」まで作られて,簡単な道具で静電気がイメージできる。
 
 今後の研究の方向について
  授業書をやったあとで読んだ本の紹介や感想,子どもに読み聞かせしている本の紹介などを,現場にいる人たちに書いてもらってはどうだろうか」という意見があった。今後の研究の方向が見えてきそうだ。                  

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