「科学読物研究」
2005年6月 大阪研究会発表資料
6月26日 アウィーナ大阪
資 料 名 | 発表者 | ページ |
『衝突の力学』追実験 | 西村寿雄 | 4P |
ウェゲナー「大陸は動いたにちがいない」第10版 | 西村寿雄 | 10p |
首振りドラゴンの謎(再) | 高村紀久男 | 86p |
エイムズの部屋 | 高村紀久男 | 6P |
「教育のための静電気学」構想 | 高村紀久男 | 4P |
本紹介『さかなのじかん』 | 西村寿雄 | |
『クモ』 | 西村寿雄 | |
『おそらに はては あるの』 | 西村寿雄 | |
『福沢諭吉の「科学のススメ」』紹介 | 滝川光治 | 1p |
参加者 高村紀久男,滝川光治,西村寿雄, 西村寿雄の大陸移動説の話は,ウェゲナーの実証的成果と測定結果重視の読み物として再構成したもの。高村紀久男さんから「当時としては,ウェゲナーが状況証拠を集めたことも大切なことではないか」と話され,またまた改訂を思いついた。 『衝突の力学』にある〈コップ上に載せた棒をたたき割る〉実験を試みた。うまく成功した。コップに水は入れなくても成功するか。迫力ある実験である。 高村紀久男さんの首振りドラゴンの謎はいっそう明解な授業書になった。「エイムズの部屋」は,奥行きがありさらにおもしろかった。 絵本『さかなのじかん』は図鑑を広げたもの,『おそらにはてはあるの』の方は,ストーリー性のある絵本ととらえられる(滝川)とのこと。ただ,後半に飛躍があるのではと高村紀久男さん。 『福沢諭吉の科学のススメ』はみんなに勧めたい一冊とのこと。 |