種 類 | 特 徴 | 生 息 環 境 | 主な発生地 |
ゲンジボタル | この3種では一番大きい。体長12〜15mm前後。胸部の紋が十字が特徴。光のインターバルも長く明るい光を放つ。 | 幼虫の補食貝はカワニナに限られる。従って、生育環境は極端に制限される。 | 府下では、豊中市、箕面市、能勢町、四条畷市など、少ししか見られない。他府県では天然記念物に指定されたりしている。 |
ヘイケボタル | 体長9〜10mmぐらいで、ゲンジよりも、少し小型。胸部に縦の筋が入る。 | 幼虫は貝類であれば、ほとんど補食する。したがって、適応範囲も広い。府下にもかなり生き残る。 | 北河内内でも、四条畷市、寝屋川市、枚方市等、かなりの場所で見られる。 |
ヒメボタル | 体長7〜8mmときわめて小さい。光のインタバルは短く、パルス発光をする。陸生ボタル。 | 幼虫は陸上の貝類を補食する。都市部の竹藪などに生き残る。 | 豊中市、吹田市など、少し。 |
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ヘイケボタル | ゲンジボタル |
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葉にとまるホタル | カワニナを補食するゲンジボタル幼虫 |