奈良県の山深く、伝統的に藍染めをされておられる井上さんを、
理科クラブの子ども数人と訪問してみました。
近鉄大阪線の「室生口大野」で下車、
タクシーで30分くらい。タクシーの
運転手さんに、藍染めの井上さん宅と
いえば、すぐにわかる。ただし、突然、
訪問してもだめ。前もって電話などで
都合を聞いてから、学校の教材などの
参考にしたいなどの訪問の目的をはっきりさせることが最低のマ
ナーです。
藍染めの井上さん宅
庭先に注文の藍染めの布がほしてあった。
これで3回くらい原液につけているという。
藍染めの作業場の写真
はじめに作業場をみせていただいた。
液は、江戸時代から引き継いでいる物で、大学の研究室で調べた
ら、特殊な微生物が藍の発酵を助けているらしい。だから、冬場で
も、底から炭火で暖め、微生物が生き続けるように管理しなければ
ならないとのこと。
藍染めをさせてもらいました。
ハンカチにしぼりをかけて、原液にひたしてから、流水で水洗い
をします。
藍は、空気にふれることによって、藍色に発色します。
できあがった作品