くらしの中の酸とアルカリ
                             谷 賢一(寝屋川理科サークル)

T、水に溶けるもの 溶けないもの(復習としてあつかう)
U、水溶液とは何か
何が溶けたのか その元のものは(固体や気体)
水溶液をドライヤーで蒸発させる。
その性質としての酸性とアルカリ性
@リトマス試験紙を使って、食物の酸性・アルカリ性を調べる
リトマス苔・植物の色素の話
  (何種類か花の色素を使って酸・アルカリによる色の変化を見る。紅茶もOK)
A酸とアルカリを体験する
*味:すっぱい(酸)苦い(アルカリ)
塩酸をうんとうすめて、なめてみる。
アルカリ性水溶液でも水酸化ナトリウム水溶液はなめるわけにはいかないので、せっけんか 重そうを使う。
*てざわり:ヌルヌル(アルカリ)が「酸」で消える。
*色:酸性の水→空色をしているものが多い(銅イオンのせいか?)
硫酸銅溶液など
V、酸で金属をとかす
・酸:塩酸・硫酸・酢・クエン酸など
・金属:銅・錫・鉄・亜鉛・マグネシウム・
      アルミニウム(水酸化ナトリウムにもとける)
金属片や箔、身近な品物をできるだけ使う。(酸で貨幣を洗うなど)
発生した気体(水素)についても調べる。石けん水を泡立て、その泡に線香で火をつけてみる
分子のイメージで説明すると理解しやすい。
W、アルカリと私達のくらし
@水酸化ナトリウム溶液で葉脈標本を作る。
A野草で和紙をすく。
Bせっけんの話と廃油石けん作り
C藍のしぼり染め
X、アルコール、その他(T、Uの後にしてもOK)
溶解と関連づけて
アルコールで松やにをとかす。
   シンナーやベンジンで、水に溶けないものを溶かす。
水に溶けないことを利用して、防水処理や汚れおとしにも利用されていること にもふれる。
1学期に学習したことを元に
水溶液を2種類に分類させる。
どれがどの液体かわからない
ように、別の容器に移す。
ここの班は、炭酸系とそうで
ないグループにわけている。
この班は、糖分のあるなしで
グループ分けをした。
リトマス試験紙を使って、酸性
アルカリ性に分類している。
コスモスの花の色素を抽出
して、酸性・アルカリ性を見
分ける。
これは、藍染め。空気にふれる
ことで、藍の色素が、緑色から
藍色に変色する。
輪ゴムでしぼりを入れ、藍染め
した作品。
アルカリの働きとして、野草の
繊維をどろどろにし、紙にして
いる。水洗いが足りないので、
色が悪い。
廃油から石鹸づくり。

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