2001年8月4日(土)夜
同志社中学にて
科教協京都大会
ナイター
寝屋川のナイターは
今年も会場一杯の大盛況
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 毎年、科教協のナイターの定番になった寝屋川理科サークルのナイターは、今年も大盛況でした。
 開会30分くらい前から、参加者が集まりだし、定刻には満席となりました。サークルのメンバー10人ほどで、急いで準備をし、担当者を残し、他のナイターの内容も学ぶために、半数は他の会場へ。
 はじめは、参加者へのおみやげの紹介とインターネットを利用したペーパークラフトの紹介です。
 おみやげは、星座学習用のプリント2枚、振り子の原理を利用した「ぱくぱくワニさん」の台紙、愛知のサークルが開発した「タネのグライダー」、兵庫県のうちのメンバーが開発した「バランスとんぼ」、「浮き出すコインカラー版」、オルカのペーパークラフトなど、実験紹介の解説も付け加えたレジメ集です。
 科学工作のペーパークラフトは、
Canonのホームページがすぐれていて、プリントアウトしたらそのまま授業で使えるすぐれものです。もちろん無料でダウンロードできるのです。いいものは、ぜひ多くに人に紹介したいということで完成見本も何点か用意しての紹介です。
 次は、花の汁で染めて遊ぼうということで、折り染めの紹介です。寺西さんは、毎年、花の種類をかえ、様々な色を作るのに凝って
  います。さらに今年は、電子レンジで簡  単にする押し花の紹介もありました。ホ ームセンターで入手できる安価なもので、花の色そのままに押し花にできる方法です。デパートなどで、市販されているものと較べると、何分の一以下の費用でできます。
 北崎さんは、藍染めに凝っていて、藍の葉
のたたき染め、すり染め、生葉染めの紹介でした。たたき染め、すり染めは会場でも実演できますので、参加者にも代表してやってもらいました。北崎さんは、伝統工芸と科学を結合させることに熱意を燃やしています。密ろうそくは、
時間の関係で、材料の紹介と説明だけでした。
 後半は、科学マジックの得意な佐藤さんの、楽しいトークをまじえた実験紹介でした。今回は、定番の実験に加え、100円ショップの商品でできる実験や教具の紹介をしました。
 炎色反応は、スプレーでの炎の実演、マジックインクや口紅などは、そのまま火をつけるというシンプルな炎色反応でした。
 100均商品を使ったバランスは、フレッシュな新人の山口さんが実演しました。サークルの次を担う若手の参加は、頼もしいものがあります。
 ネオジュウム磁石を使った、硬貨の渦電流の実験は、今回、100均商品で挑戦してみました。硬貨のブレーキのかけ方が少し弱いようですが、十分役に立ちました。
 あっという間に時間が過ぎ去り、最終的には、会場から参加者が廊下にはみ出す状態でした。ナイター終了後も、20数人の方が、質問などで残られるという参加者のパワーを感じたナイターでした。