1月の例会報告

 1月の例会は、第4土曜日の午前中で参加しやすい時間帯を考えたのですが、またもや雪のため、道路が大渋滞、市民会館に着くのがいつもの数倍かかるという状況でした。
 参加者は、初参加者2名をふくめ5名でした。
 内容は、参加者がそろうまで、「DNAの分子模型」と「世界時刻早見表」の製作について説明をおこないました。
 前回同様、DNAの分子模型は、完成までにかなり時間がかかりますので、一部だけ作ってもらいました。世界時刻早見表の方は、すぐにできました。
他に余興として、リングの手品を紹介しました。


 今回予定していた内容としては、ベンハムのコマの特別バージョンとして、「ファジーコイン」について考えてみました。
  はじめは、中心がずれているので、回転させるとコインの形が見えるのではないかと考えていたのですが、どうもそうではないようです。
 中心点を円を描くように回すので、それがコインの輪郭に見えるのではないかと思いますし、また、灰色のコインの色も、白黒の放射線状のストライブがそのように見せるだけではないかと思います。
 かなりずさんに色を適当に変えてやってみると、それでも混色されたコインが見えます。大きく作ると、大きなコインになります。
 目の残像を利用したおもちゃではないかという結論です。


 次に、「イシミツ」についての紹介です。   
 かなり昔に、マンガ家の白土三平氏(カムイ伝で有名ですね)が、「イシミツ」というマンガの中で紹介されています。
 忍者マンガですが、その時代の権力者と農民の関係などもよくわかり、権力者が不老不死の生命を手に入れるため、どのようなことをしていたのかということもよくわかります。
「イシミツ」の正体は、花粉や蜂の巣や天然のローヤルゼリーなどがごちゃまぜでしぼられた「蜂蜜」で、永久にくさらなかったといわれています。
 中国や中央アジアなどの先住民族がそれを常食していて、かなりの長寿だそうです。 
「石蜜(イシミツ)」と呼ばれていたのだそうです。

 くわしくは、原作を読んでみて下さい。 納得できると思います。

白土三平著「イシミツ」
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