新春例会報告

 第2土曜日(学校休業日)の午前中でしたが、6名の参加がありました。
 科学工作は、「直流・交流の違いがわかる」実験器具を作りました。
 リード線の被覆むきや半田づけに、けっこう時間がかかり、「3階建てスイッチの仕組み」は、時間切れでできませんでした。
 今回も、教育総研の三好さんが、楽しいネタを披露してくれました。
 詳しくは、写真でご覧下さい。

 

 

 

 例会の様子

 例会の様子

 直流・交流実験器

 

 

 

竹とエンビパイプで作った「横笛」

横笛の解説をする教育総研の三好さん

 シャーペンの芯を利用した三好式電球(?)

 

 

 

 乾電池をつないで、「さあ、つくかな?」

 見事に点灯

 こちらの写真の方がわかりやすいかな。

「直流・交流実験器」は、発光ダイオードが一方向にしか電流を流さない原理を利用しています。
 赤と緑のダイオードを並列にプラスマイナスを逆にして取り付けておきます。
 乾電池を普通に入れれば、片方しか点灯しません。
 乾電池の向きを逆にすると、もう一つのダイオードが点灯します。
 いずれも直流ですので、電流の向きによって、片方だけが点灯したままになります。
 ところが、家庭用の交流100ボルトに切り替えると、両方のダイオードが点灯します。
 しかも、電流がプラスマイナス交互に流れますので、ダイオードが交互に点滅します。
 肉眼では、どちらのダイオードも、「何かチカチカするな」という感じです。
 ところが、器具を左右にふると、残像で、ダイオードが交互に、とぎれて点滅しているのがよくわかります。 当日参加できなかった中学の先生が、見本を貸してほしいということで、お貸ししました。
 中学校では、子どもにばかうけだったそうです。
 三好さんは、シャープペンシルの芯を利用した電球(ビンが丸くないので、電気ビンかな)を紹介しました。 空気があると、電気を流した瞬間、芯が焼き切れてしまいますので、ビンの中に、ヘリウムガスをいれます。ヘリウムガスのボンベは、おもちゃやさんで入手できます。声をかえるガスボンベが以前ありましたでしょう。家庭で入手できるという観点で、材料をそろえているとのこと。学校現場は、特殊なものでも、入手できますもんね。
 また、横笛の紹介もありました。穴の位置の場所は、サークルのメインHPに入手法が説明してあります。

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