95 2002年1月号
大阪府と枚方市の抱える課題
 一向に先の見えない混沌とした時代が続くなか新しい年が明けました。
失業、リストラ、倒産、株価低迷、医療費や年金の不安などから決別し、一刻も早く安心して暮らせる社会に
しなければなりません。
そのために、年初から大阪府と枚方市の抱える課題に全カで取り組んで参ります。

@危機的な財政問題
 国と地方の税財源の改革を政府に強く要望するとともに、4970億円の財源不足を補うためこれまで
3000名の職員削減、昇給、ベースアップ凍結や外郭団体の半減を推進し府行財政改革案による準用
再建団体の回避を行わなければなりません。

A地元負担にあえぐ関空全体構想
 関西国際空港運営と滑走路を分離した上下分離方式導入を政府に強く訴えると共に、世界一高い
着陸料の値下げや鉄道橋の売却などの改革を進めるぺきです。

Bひったくり全国ワースト1
治安の悪い大阪の警察官政令定数枠確保、ハイテク捜査の強化で安全な街にします。

C荒廃する教育現場を改革
やる気のある教員の採用、学校協議会、地域教育協議会の充実を行います。

D首都圏に遅れた都市再生プロジェクト
大阪再生を推進するため、大阪ベイエリア、インナーエリアが重点テーマです。

枚方市の課題

@枚方警察署の二分署の実視
 府警本部は昨年、枚方・交野両市に対し、所轄区域を2案提示しました。
早急に両市の区域割協議が終えれば、次は用地決定の手続きに持ち込むことができます。

A救急救命医療機関の設置
 関西医大枚方新病院の救急救命医療機関設置を支緩することは、枚方・寝屋川・交野3市にとっても
大切なことです。

B市町村合併の推進
 市町村合併の特例法の期限からすると14年度中に、枚方・寝屋川・交野3市(人口73万人)が具体的な
行動をおこさなければなりません。
合併の利点欠点を市民の皆様に知らせることが行政の責務です。

C第2名神高速道路の建設促進
 京阪神間の主要幹線道路は、名神高速道路、国道1号、171号、府道京都守ロ線と建設中の
第2京阪道路だけでは、交通渋滞緩和にならず第2名神高速道路は関西にとっても必要な幹線道路です。

D淀川舟運の復活
 淀川を利用した舟運を復活させることで緊急時の交通路の確保や観光資源として枚方市を中心とする
京阪地域の活性化に寄与します。



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