122 2004年6月号 |
枚方市の道路対策
16年度当初予算は112%増 旧1号線渋滞緩和に向け3車線 |
一刻も早い枚方市域の交通渋滞や交通安全対策のために各方面に働きかけをしています。
府土木部関係の財源難のなかで、枚方市域の府道路関係の平成16年度当初予算は、113億4000万円。
前年度(当初)101億7000万円と比べ112%増になりました。
そのうち道路98億8000万円(前年比124%)、街路14億6000万円(前年比67%)と道路に重点予算を配分
しました。
16年度に行われる予定の主な事業を紹介します。
京都守口線(旧1号線)を3車線に
慢性的な渋滞箇所である京都守口線・枚方市三矢町から桜町間の約800メートルを淀川河川側に拡幅し、
2車線から3車線にします。
どの方向を2車線にするのか現在、警察協議中ですが、私は時間帯による可動式を提案しています。
完成すればラポールひらかた前の6車線化と連動し大幅な渋滞緩和になります。
ビオルネ前歩道拡幅と電線共同溝
枚方市中宮線(三越前からビオルネ間130メートル)の未買収地が解決し、本年度中に歩道、
電線共同溝(CC.BOX)を設置するので、電柱などが撤去され美しいストリートに生まれ変わります。
また、防犯上心配のありました枚方警察署前から国道1号線間の天の川堤防沿いに照明灯が設置
されます。
府道・杉田口禁野線用地買収98%
昭和63年から工事着手してきた道路拡幅事業もあと3カ所(135メートル)を残すのみになり事業認可期限の
17年度完成めざしあと一息です。
京阪・枚方公園〜香里園駅
連続立体交差事業の国費調査要望
枚方市民から強い要望を頂いています京阪電鉄・枚方公園駅から香里園駅間(5.5km)の連続立体交差
事業を平成17年度国家概算要望することになりました。
開かずの踏切が連担する交通渋滞解消に向け、これまで大阪府と枚方市、寝屋川市、京阪電鉄が
協力して調査検討を進めてきました。
さらに強力に推進するため、府は連続立体交差事業調査を概算要望に盛り込まれるよう国土交通省と
協議を開始いたしました。
要望内容は、平成17年度から平成19年度の3ヵ年をかけ、現況調査、基本構想の作成などで、
平成17年度の要望額は1500万円を予定しています。 |
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太田知事が党国会議員団に要望
【写真】党府議団。右端は要望する太田知事 |
6月1日朝、東京都の都道府県会館で、北側一雄・
政調会長はじめ党大阪府選出国会議員団に太田房江・
府知事が平成17年度政府予算案に対する最重点の
提案・要望を行いました。
党府議会を代表して同席しました。
要望内容は、@地域主権の実現(三位一体改革の
推進)、A関西国際空港全体構想の早期実現、
B警察力の充実・強化、C都市再生のための基盤整備の
推進の4項目について緊急要望しました。
田端府代表(衆院議員)からは「地方分権確立のため
全力を挙げていく」と表明しました。 |
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17年度に成人病センターにPET検査診療所を開設
今年の3月府議会代表質問で提言しましたガンの早期発見に優れた機能を発揮するPET検査診療所を
大阪府は平成17年度中に民間医療機関から公募して大阪府立成人病センターに開設することを発表
しました。
資金・運営の能力や信用等を兼ね備え、優秀な事業計画の提案のあった医療法人を対象に公募
します。
7月30日に募集を締め切り9月には事業者が決定します。
PET(陽電子断層撮影装置)は、Positron Emission Topographyの略語(ペット)。
PET検査は、ポジトロンを放出する薬剤を体内に注射し、体内に入った薬剤がガンなどに集まる様子を
撮影し、1回の受診で全身の悪性新生物のスクリーニングを行え、直径数ミリ程度のがんを発見
することが可能で、併せて腫瘍の悪性度も鑑別できる検査です。
平成14年4月、一部のがん検診に保険適用が認められ、本格的に実用化が進む見通しです。 |
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「校庭にみどりのじゅうたんを」モデル校に枚方・山之上小学校
大阪府の緑化施策の一環で、市街地の貴重な空間である学校の校庭を芝生化するとともに、
子供たちが裸足で駆け回ることが出来る「校庭にみどりのじゅうたんを」のモデル校に枚方市立山之上
小学校が選ばれました。
運動場四方1000uを芝生化、府の補助金は328万円。 |
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第20回参議院選挙が行われます必ず投票してください 7月11日投票 |
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不在者投票を大幅簡素化、「期日前投票」がスタート。投票用紙を直接投票箱に
第20回参議院議員選挙が、6月24日公示、7月11日投票で行われます。
投票時間は午前7時から午後8時まで。
投票日に仕事やレジャーで投票所に行けない人のために、昨年12月から、期日前投票制度が導入され、
投票方法が大幅に簡素化されています。
期日前投票制度の大きな特徴は、投票用紙を直接投票箱に入れる点です。
従来の不在者投票では、投票用紙を二重の封筒に入れて署名し、投票管理者が投票日に開封して
投票箱に入れていましたが、新しい制度では、こうした手続きが省かれ、投票日の投票と同様の扱いに
なります。
これまで、不在者投票をした人が投票日前に死亡したり、引っ越したりして選挙権を失った場合、
投票が無効になりましたが、期日前投票制度では有効な票となります。
期日前投票を行う理由を示す宣誓書の記入・提出は、従来の不在者投票と同様に必要です。 |
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入院中や遠隔地では従来の不在者投票
病院や老人ホームなどの指定施設における不在者投票や、遠隔地での不在者投票については、従来の
不在者投票制度によって行われます。
投票日には20歳になるが投票日前は19歳という場合も、従来通りの不在者投票を行うことになります。
期日前投票の期間は、公示日の翌日25日から投票日前日までの午前8時30分から午後8時まで。
従来の不在者投票より一日短くなります。
これは、地方選挙で導入が進められている電子投票に対応するためで、公示日に届け出た立候補者
全員の氏名や所属会派などのデータを入力する必要があるからです。 |
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選挙区と比例区の2票を投票
選挙区選挙は、「候補者名」を書いて投票します。
次に比例区(比例代表)選挙は、「非拘束名簿式」と呼ばれる方法で、「候補者名」もしくは「政党名」の
いずれかを書いて投票します。
「政党名」の得票と、その政党の比例名簿に記載されている「候補者名」の得票数の合計数が、
政党の総得票数となります。
その総得票数をもとに、ドント方式(政党の得票数を割った値の大きい順から当選者配分が決定)に
よって比例定数を配分、各政党の獲得議席数が決まります。
この方式は、政党が届け出る候補者名簿には当選順位を決めず、得票数の多い順に、その政党の
当選者が決まっていく仕組みです。 |
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党府議会・幹事長に再任
5月臨時府議会で、党幹事長に再任されました。
総務常任委員会、大阪再生・地方分権調査特別委員会に所属。 |