92 2006年9月号 | |
とんでもない太田知事の発言 | |
8月17日の定例記者会見で、「府議会での検討は府民の代表として検討だが、(中略)一番大事なのは 府民の皆様方の思いがどうかを十分踏まえなければならない」、「(府民の意見に)耳を傾ける姿勢を当分の 間とりたい」の発言が波紋を広げました。 築後80年の府庁舎本館は震度6強で倒壊の恐れがあるので、「耐震改修か、建て替えるかを秋頃までに 方向性を定めるので議会と議論したい」との知事からの申し入れを受けいれ、府議会で庁舎整備検討 委員会を設置し議論している最中なのに、議会を否定しかねない発言に無責任だという声が各党から 一斉に上がりました。 8月末をめどに結論を出してほしいと言いながら、先送りともとれる知事の発言に、不眠不休で作業に 当たっている担当職員が落胆したのが印象的でした。 額に汗した担当職員の努力を踏みにじる言葉で、職員の心がまた離れていくのでしょうか。 |
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