政治不信と大本営発表
自民党の新井将敬代議士が、日興証券から2億円を超える利益供与を
受けていた疑いで逮捕される寸前、自殺を図りました。
1月30日の国会の参考人招致で、新井氏は「利益を求めたことは一切
ない」と証言。
全国にテレビ中継されたので皆さんもご承知のことでしょう。
しかし、1億円の借金をして株を買うという行為は、当然利益を求める
商行為です。
どこの世界に儲けを考えないで株を買う人はいるでしょうか?。
テレビを見ておられた多くの人は「ウソをついている」と思われたこと
でしょう戦後、数多くの政治家が国民にウソをついてきたので、国民の
皆さんは「政治家は、本当のことを言わない」と思われています。
だから、政治家不信、政治不信が起こり無党派層が増えるのでは
ないでしょうか。
太平洋戦争で日本軍部が、ミッドウェイ海戦や台湾沖で壊滅的な
敗北にもかかわらず、勝った勝ったと「大本営発表」で国民を偽り、
気が付いた時は敗戦を迎えました。
今の政治家の話も「大本営発表」と思い信用されていません。
政治改革は、まず「政治家改革」をして皆さんからの信頼を取り
戻さねばなりません。

(飛耳長目49 1998年3月号より)


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