スロートレーニング Q&A
トレーニングに関するセミナーなどでは、いつも大変多くの方々からご質問やご相談をいただいております。 その場でお答えできなかったご質問などに関しては、できる限りこのページ上でお答えして行きたいと思います。
なお、スロートレーニングに関するご質問やお問合せは下記のメールアドレスまでご連絡下さい。
メールアドレス:
info@strong-s.com
(ご質問内容はページ上で掲載する可能性があります。また、全てのご質問にお答えできない場合もございます。)
上半身と下半身は分けたほうが良いのか?
全身をコーディネイトしていくという意味で分けずに1度に行ったほうが良いです。しかし、シーズン中は試合を考慮して上半身・下半身と分けることが必要です。
クイックリフトやプライオメトリクスに代わるトレーニングは?
競技に近づけるトレーニングであれば、グランドでのトレーニングが有効なのは言うまでもありません。しかし、コンディションを整えていくためには、スロートレーニングが有効です。腱や靭帯に安全で、なおかつ速筋繊維も鍛えられるので効率の良いトレーニングということが出来ます。
パワークリーンや1RM、プライオメトリクス(ジャンプ系)などは、まったく必要がないのか?
まったく必要ありません。クイックリフトは高重量を扱えるようになり、一時的に競技レベルが上がることもありますが、それと引き換えに腱・靭帯を傷つける可能性が高くなります。そのために、我々は必要ないと考えています。それに比べてスロートレーニングは安全性を第一に考えられています。選手は怪我をせずに最高のプレーをすることが仕事であって、高重量を挙上することではありません。
オーバーロード・プロトコルについて
1セットで筋肉をパンプさせるのか?
筋肉が充血して膨張した状態のことをパンプアップといいます。スロートレーニングは筋機能停止まで追い込みます。パンプさせることとは少しニュアンスが違います。追い込むやり方として、オーバーロードプロトコルがあるのです。1セット(1つのプロトコル)で筋機能を停止させ、速筋遅筋繊維を総動員させます。
ペリオタイゼーションについて
真のペリオタイゼーションの説明がなかったので、聞かせて下さい。
ペリオタイゼーションとは、通常サイクルを決めてトレーニング期間を分けます。陸上競技などの1回の勝負の競技に対しては効果的ですが、野球・アメリカンフットボールなど、4ヶ月から半年もの長いシーズンに及ぶものはそうはいきません。ゲームに勝つという要因に、その長いシーズン、コンディショニングをいかに保つかということが挙げられます。それにはトレーニングもしかりです。シーズンを戦い抜くためには、常にピーク状態にしておくべきで、実際にバッカニアーズの選手は、シーズン中でもストレングスのレベルをアップさせていて、全てのゲームにピークをあわせなければならないのです。
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