バックナンバー 2013年 夏号
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1.梅村さとし国政報告会を盛大に開く 

 参議院議員として6年間、医療・福祉問題などを中心に活躍し、7月に改選を迎える梅村さとし議員をさらに励まそうと6月22日、民主党大阪11区は北大阪商工会議所大ホールで国政報告会を開きました。
 今回の参議院選挙は7月4日公示、21日投開票で、17日に開いた大阪選挙区の立候補予定者説明会には13陣営が出席しています。今回の選挙から定数が3→4になったものの、自民、公明、共産、維新などの有力候補が揃い、厳しい選挙戦になるものと思われます。
 中村議員ら民主党所属議員や前議員らは、「この大阪で議席を失えば大変なことになる。必勝に向けて全力を尽くしたい」と多くの皆さんに参加を呼び掛けてきました。
 梅村議員は報告会で、「厚生労働分野を中心に約6年間全力を挙げてきた。特に政権を担ってきたこの間は、予算をどうすれば最も有効に配分できるのか、それが中長期的に国民にとって本当にプラスになるのかを真剣に考えて行動してきた。時にはいやがらせ・脅しもあったが、負けることなく取り組んできた。これからもその姿勢を失わず、民主党は私が建直すのだという考えのもとに行動する」と、力強く述べました。
 また、中村議員は参加された方々へ、「梅村さんのお話を聞いていただくと、なるほどよく分かったと誰もがこれまでから言ってきた。今日は政治課題を具体的に取上げてどこに問題があるのか、その課題をどうすれば解決できるのか、そしてそれを担う政治家の心構えはどうなのかと、しっかりと訴えられたと思う。ぜひ、梅村さんのお話の続きを選挙戦の中で聞いてほしい」と感謝の言葉を述べました。

活動報告する梅村参議院議員

お礼の挨拶をする中村議員

2.被爆者の会総会が開かれる  

 枚方市の原爆被害者の会第54回定期総会がラポール4F大ホールで開かれ、中村議員は出席して挨拶を行いました。枚方市では現在307人が原爆手帖を所持されていますが、高齢化の中で体調を悪くされている人達も多く、毎年、総会の参加者は減少の傾向にあります。
 会長の木村鐘夫さんは、「被爆者の高齢化の中、医療相談や生活相談などをしっかりと進めていくとともに、国に対して被爆者援護法の一層の充実を求めたい」と述べ、さらに「被爆二世の会の活動を応援していこう」と呼びかけました。
 また、この日は午後から被爆二世の会の第7回定期総会も開かれています。

右写真:挨拶する木村会長

3.「おれんじはうす」の総会   

 障害者作業所の「おれんじはうす」の平成25年度総会が開かれ、中村議員も参加して祝辞を述べました。
 この「おれんじはうす」は20人の作業所ですが、最近手狭になり、隣接する府有地の一部を購入し、近く拡張工事などに取組むことになっています。中村議員と西田市議はともに、「おれんじはうすのクッキーは美味しくて評判がいい。これからも頑張ってほしい」とエールを送りました。


挨拶する中村議員

4.ポピュリズム・憲法96条を考える  

 平和憲法市民の会は6月8日、枚方市民会館で今年度の総会を開き、活動方針を決めるとともに、講演会を開きました。講演会のテーマは「日本政治とポピュリズム−憲法96条改訂の危険性」で、立命館大学法学部の村上弘教授が講演しました。
 村上教授は、[1]政治・国家・政治家の二面性、[2]ポピュリズム、[3]日本政治の仕組み、[4]憲法96条改訂とそれへの反対論、[5]大阪市廃止特別区設置構想(いわゆる都構想)を分りやすく説明しました。
 出席された方々は、「非常によく分かった。ポピュリズム・ナショナリズムの動き、そして極端に攻撃的な政治手法の橋下維新にしっかりと対峙していこう」と語っていました。

講演する村上教授

5.辻元清美さんが維新へ対決姿勢  

 昨年暮れの総選挙で大阪からただ1人衆議院議員に当選(比例復活)した辻元清美さんの「辻元清美とともに歩む集い」が6月8日、たかつき京都ホテルで開かれました。
 中村議員もこの集いに出席し、辻元議員の一層の活躍を願いました。この集いには細野民主党幹事長、枝野元官房長官、長妻元厚生労働大臣や、先の宝塚市長選で維新候補に圧勝した中川市長らも来賓として参加しました。
 中でも宝塚の中川市長は、「あんなひどい維新に負けてるわけにはいかない。最近の言動は政党・行政のトップとして問題だ。大阪の人も絶対に維新に負けないで頑張ってほしい」とエールを送りました。

挨拶する辻元議員

長妻氏、中村議員、枝野氏

6.あじさい祭りが和やかに 

 交北小学校区の恒例の「あじさい祭り」が6月2日、小学校の校庭や体育館などで和やかに行われました。
 この行事は毎年6月初めに開かれていますが、学校関係者だけではなく、地域の障害者団体なども加わり、毎年盛会です。中村議員は挨拶で、「枚方市内の多くの小学校区単位のコミュニティの中でも、極めて熱心に取組まれ、いまでは高齢者から幼児まで参加者も多くすばらしい。地域のコミュニティ活動をさらに前進させるためにも、今後ともお力添えを。」と述べました。
あじさい祭りで挨拶する中村議員

7.ボストン美術館 日本美術の至宝を見る  

 6月16日、好評の内に終了した「ボストン美術館 日本美術の至宝」を先日楽しみました。
 かつてアメリカ・ボストンを訪れた時、ボストン美術館に足をのばし、日本の素晴らしい作品がこんなにもあるのかと驚きましたが、その時は十分な時間もなく、どんな作品を見たのかも記憶に定かではありません。
 大阪市立美術館(天王寺)では、「吉備大臣入唐絵巻」、「平治物語絵巻」の全巻が展示されるとともに、貴重な奈良時代の仏画や、曽我蕭白の「雲龍図」など、よくこれだけのものが保存されているものだと感心してしまいます。写真撮影などを禁止されているため、全作品のガイドブックを購入し、帰宅してからゆっくりと楽しみました。私が入場したのは日曜日の夕刻だったため、超満員でゆっくり見ることができず、やはり美術館は平日の午前中だなと改めて思います。

 また、美術館を出ると、目の前にあべのハルカスがそびえ立っていますが、これが「日本一の高さのビル」といわれる程の高さには見えません。


入場したとたんに目にする蕭白の雲龍図

あべのハルカス

大阪府議会議員 中村哲之助ホームページ