バックナンバー 2016年 新春号
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1.街頭演説をスタートしました 

 参議院選挙を間近にした2016年の新春、中村議員はおだち参議院議員と1月11日、枚方市内各地で街頭から支援を呼びかけました。
 中村議員はこれまでから定期的に、選挙があるなしに関わらず街頭へ出て、広く府政のあらましや政策課題などを訴えてきました。この日はちょうど成人式の日。午前中の成人式に出席した後、中村議員は新春の議会報告を示しながら、今年も府政の様々な課題に全力を尽くしていくと決意を語りました。

元気に訴える中村議員
 また、おだち参議院議員は、「アベノミクスは破綻寸前だ。株価が大幅に下がったことで元気がなくなってきている。国民の財産である年金の運用で、何兆円という大損失を出している。こんな無責任な政治をきっぱりと辞めさせなければならない」と語るとともに、「秘密保護法や安保関連法など、国民の平安を脅かす政治を続けていくのか」と、強く訴えました。

アベノミクスの問題点を語るおだち参議院議員
 いま民主党の支持率は大幅に下がり、低迷から抜け出せていませんが、「民主党は本当に頑張ってヤ! 最近は影が薄いデ」という声や、「橋下はおらん様になったけど、油断したらあかんデ」、「枚方市政もどうなるのか心配ヤ」など、多くの声がありました。
 これらの声を聴き中村議員は、「政局に一喜一憂せず、これまでと同じように、日常活動を続けていく。誰が知事でも市長でも、この姿勢は変えない。良いものは良い、悪いものは悪いとこれからも指摘していく」と語りました。

2.新春に街頭宣伝へ 

 中村議員や平野衆議院議員、堀井・西田・八尾・野村・大塚・大橋・工藤の各枚方市議会議員は元日、市内一円を2台の宣伝カーで年始挨拶を行いました。

元気いっぱいに元日から行動
 この日は例年に比べると比較的暖かい一日でしたが、何と言っても1月。1時間、2時間と時間が経ってくると、足元はじわじわと冷え込み、「やっぱり寒いナ」と感じます。枚方の東部の端から自宅近所まで朝10時〜夕方5時まで市内をグルッと廻ると、10年余り前と比べてすっかり様相が違うことに気づきます。
 まず、晴れ着を着ている人が極端に少なく、普段の通勤姿とほとんど変わらないという人の方が多いこと。
Aそれぞれの地域にある神社にお参りされる方が年々増加し、どの神社でも100人〜200人くらいの方が行列を作っている。多いところでは500人を下らない。
B大規模団地などではポストに新聞などが入らないほどに溢れていたのが、余り見られないこと。戸建て住宅でも、街灯が付いたままというお家はほとんど見られなくなったこと。など、結構変わってきているのが分かります。
 宣伝カーから手を振っていると、名前もわからない方が時々近づいてきて、「民主党は大変だけれど、挫けずに頑張れ」と激励してくださることが時々あります。改めて、頑張らなければと思います。

3.民主党が政策勉強会 

 民主党は11月16〜17両日、東京で「全国地方自治体議員フォーラム」を開催し、
直面する様々な課題について学びました。

挨拶する岡田代表
 1日目は、北海道大学准教授の中島岳志氏が、「リベラル保守という構想−安倍政権に対峙するために」と題した記念講演、長妻元厚労大臣の「これまでの取組みとめざす社会について」と題した講演が行われるとともに、岡田代表も党を代表してあいさつを行いました。

全体講演の長妻昭衆議院議員
 2日目は、@農業政策について … 農協改革、TPPなど、A格差是正に向けて … 残業代ゼロ法案、生活困窮者自立支援、B18歳選挙権の実現を受けて の3分科会が開かれ、中村議員はAの分科会に出席しました。
 第2分科会では、中央大学教授の宮本太郎氏が生活困窮者自立支援対策について、山井和則衆議院議員(民主党次の内閣・厚生労働大臣)が労働法制関連の説明を行い、意見交換を行いました。

問題提起する2人の方々

PPを使って生活困窮者対策のあり方を説明
 テーマは非常に重い複雑なものでしたが、参加者はそれぞれの地域事情の違いの中で、どうすれば具体的に成果を挙げることができるのか、熱心な意見交換が行われました。
 また、日程は2日間で、そんなにゆったりとした休憩時間はありませんでしたが、休憩時間には「ホテル ニューオオタニ」の美味しいコーヒーを飲みながら、話題の中心はやっぱり大阪のW選挙で、中村議員は全国の仲間からの質問攻めでした。
 中村議員は宿泊を会場のホテルには取らず、都市センターホテルにしたことから、フォーラム会場へは「グルッと回って10分程度を徒歩で散歩」を兼ねてと思っていましたが、何と、人が1人通れる程度の細い階段道路があるのを教えてもらいました。ホテルを朝8時ごろの静かな時間帯にチェックアウトし、この道路をゆっくりと通ると、通勤を急ぐ人が脇をすり抜けていきます。階段をほぼ降りきったところに小さな公園があり、その一角に上品なトイレがありました。

 外から見ても中を覗いてもきれいに清掃され、さすがに東京だなと感心します。会場には当然、かなり早く到着しましたが、先日の北陸新幹線の勉強会でご一緒した議員らと、新幹線のルート、大阪のW選挙、民主党の政界再編問題との関係など、ゆっくりと懇談できました。また、日頃滅多に見られない富士山が帰りの車内から見ることもできました。


W選挙の最中でしたが、何か充実した日程だったと感謝しています。

 

4.関西外大の設立70周年記念式典が盛大に 

関西外国語大学の設立70周年記念式典が11月8日、中宮キャンパスに約1,500人の方々を集めて行われました。
 谷本理事長がお礼を兼ねた挨拶の後、外大の吹奏楽部などの演奏が行われました。あいにくの雨の中でしたが、記念パーティでは国内外からの出席者は和やかに歓談をしました。中村議員はこの日、午前中は「大阪腎臓病患者協議会」の定期大会があり、これに出席し、挨拶していたため、式典の参加は半分が経過した後でした。
 参加者との懇談では、「枚方市内には他市に見られないほどの多くの大学があり、文教都市として全国に先駆ける政策を打ち出してほしい」と、多くの方々が話していました。



5.腎臓病患者の会が大会 

 特定非営利活動法人・大阪腎臓病患者協議会の第41回定期大会が11月8日、大阪国際会議場で開かれ、中村議員もこれに出席し、激励の挨拶を述べました。
 会場には、人工透析を始めて30年以上という方も数人出席され、西本会長から表彰状を受けました。
 中村議員は挨拶で、「腎臓病と言う困難な病気と闘っている皆さんに心から敬意を述べる。会の運営のため、役員のご苦労は大変だと思う。いま、国も府も福祉や医療・健康に関する予算を充実するのではなくカットし続けている。大阪では2007年当時からわずか6〜7年で1,700億円も予算を削減した。こんな政治ではダメだ。皆さんの暮らしの不安を解消していくために、全力を挙げて頑張っていく」と述べました。

来賓席の中村議員
(中村議員の左が共産・石川、公明・肥後各府議)


人工透析30年以上の方々に賞状を渡す西本会長

6.障害者スポーツ大会も盛大に 

 北河内地域の障害者スポーツ大会が11月8日、四條畷市の体育館で開かれ、北河内地域7市から多くの参加者があり、スポーツを通じてお互いが親睦を深めました。
 中村議員はこの日、腎臓病患者の会など多くの行事が重なり合ったため、午後2時ごろに会場を訪問し、役員の方々にご挨拶するとともに、枚方市からの参加者の皆さんと意見交換を行いました。
 参加者のAさんはいまのW選挙に触れ、「この間の大阪府の障害者への施策は一体なんだったのか。都構想ばかりに明け暮れて、肝心な施策に手を付けていない」と、厳しい発言がありました。中村議員は、「選挙が終われば、条例制定への動きの中で、皆さんの声をしっかりとお聞きしていきたいので、よろしく」と答えました。

車いすの方もみんなで玉入れ

7.街かどデイハウスの秋祭りに参加 

 枚方市内にある10ヶ所の街かどデイハウスが一堂に会した「第7回枚方市街かどデイハウス秋祭り」が11月3日、メセナひらかたの多目的ホールで開かれました。
 超高齢社会を迎えた今日、街かどデイハウスは高齢者が元気に日々を送り、介護を受けなくてもよい健康長寿をめざすものとして、注目されています。この日は、街デイの連絡協議会会長の新古邦夫さんが主催者を代表して挨拶した後、市長・市議会議長・国会議員とともに、中村議員も挨拶を行いました。
 中村議員は挨拶で、「平均寿命の延長とともに、健康寿命も伸ばしていかなければならない。そのような中で、この街デイが始まり、大きな役割を果たしてきたが、2007年から事業見直しの名のもとに、4億6,000万円の予算が今ではなんと、1億4,000万円にまで減額されている。これでは福祉の充実などとは言えない。予算枠の拡大を含めて、しっかりと頑張っていく」と述べました。
 会場でとなったメセナのフロアーでは、各街デイの日頃の活動を紹介する作品などが展示され、多くの方が「私のところもこんなことをやってみよう」などの声が上がっていました。



8.民主党が知事選で栗原氏支援を決める 

 民主党大阪府連は11月22日に実施される知事選で、維新政治に終止符を打つため、現在・自民党大阪府議会議員の栗原貴子氏(無所属で出馬予定)を支援し、必勝を期すことを決めました。 同氏は2011年に初めて大阪府議会議員に当選し、現在2期目。自民党の政策作りの中心的存在で、期待が高まっています。
 同氏と市長選挙の予定候補者の柳本顕氏が10月19日、民主党3役らが各種団体との意見交換をしている会場を訪問し、両選挙での支援を宜しくと挨拶を行いました。これで候補者がほぼ出そろい、実質的に維新対非維新の選挙戦となりました。民主党は今後、様々な取組みを行い、両氏への支援を呼びかけていきます。

栗原氏と中村議員

9.高齢者との集いが盛大に 

 毎年恒例となった「高齢者との集い」が10月25日、サダ東小学校の体育館で行われました。この日は体育館が一杯に、多くの高齢者の方々が参加されるとともに、地元の香里ヶ丘高校の吹奏楽部の演奏、子ども達の踊りや大正琴など、多くの出し物があり、楽しい一日となりました。
 中村議員は開会の挨拶で、「高齢者の皆さんには長生きをしていただきたいが、それと同様に健康であってほしい。平均年齢が80歳を超えたが、健康寿命との差は約10歳となっている。元気で生活するために、健康には十分気をつけてほしい。この会場にいる人は元気な人ばかりだ。体調が悪い、足が痛いというような人は来ていない。来年の行事には今日欠席の人も出席できるよう、ぜひ体調を回復してほしい」と、述べました。

舞台上で挨拶する中村議員

10.民主党が各種団体などと意見交換 

 民主党大阪府連はこのほど、府内の各種団体などとの意見交換会を開き、それぞれの団体などが抱えている問題をお聞きするとともに、国や府の行政にしっかりと活かしていくことを約束しました。
 例えば、トラック協会の方々との意見交換の場では、
@荷主との関係で大変厳しい、
A待ち時間の計算がされない、
B運転手をはじめとする従業員が集まりにくい、
C府が国からの交付金10億円の半分約5億円を抜き取り、他の仕事にこれを充てているのは大問題だ
などの課題が取上げられました。
 中村議員は、「皆さん方の思いはしっかりと受け止めた。運輸業務は経済活動の根幹にかかわる。これをしっかりと継続し、働きやすい職場にしていくためにも、全力を挙げていきたい」と、挨拶しました。

マイクを持って説明するのは坂本会長
正面右から3人目が中村議員、その左が辻元議員


11.くすの木園で秋のお祭り 

 枚方市立くすの木園で10月24日、恒例の地域の方々との交流のお祭りが開かれ、中村議員も参加しました。この日は絶好の秋晴れで、多くの地域の方々やご家族の方々もお顔出しされ、園内に設けられた出店、健康体操、喫茶室などで和やかな雰囲気の中で楽しみました。中村議員はちょうど同じ時間帯に参加されていた西田枚方市議会議員と手作りのホットコーヒーをいただき、懇談しました。
 西田議員との懇談や施設の関係者からは、@非常に施設が老朽化していること、A交通事故などが発生しないようにと心配している、などの声を伺いました。



12.健康フェスティバルに参加 

 枚方市の健康フェスティバルがラポールで開かれ、多くの市民が会場を訪れ、相談や検診を受けていました。
 会場では骨密度の測定や、歯の健康管理、食事をどのようにすればよいのか、血圧などの管理を始め、様々な課題が各部屋ごとで行われ、順番待ちが随所に出ていました。中村議員は写真の会場で、枚方名物の「ごんぼ汁」と「かやくご飯」をいただきました。特にかやくご飯は絶品で、素晴らしい味でありながら、塩分はほとんどない状況で、「これはすごいですね」と感心していました。
 さらに、摂南大学の薬学部のブースでは、様々な薬草と健康の関係の説明を聞くとともに、「うこん」の球根をいただき、これを春に植木鉢へ植え、栽培してみてくださいと3つもいただきました。ここを訪ねた多くの方々が同様にうこんを頂かれ、「生姜のような感じだから、育てるのは案外と優しいかな」と言われていました。
 中村議員は、「この行事は毎年のことだが、本当に枚方の重要な行事として定着してきた。市だけではなく、医師会・薬剤師会・歯科医師会、大学、民間の健康のための各種サークルなどが参加され、健康医療都市としての姿が明確に示されている。市民も気軽に質問したり、健診を受けるなど、これからもさらに活性化してほしい」と語りました。

食生活改善協議会の食生活指導

薬草などの照会がされている

13.日韓国交正常化50年・百済門9周年で記念行事 

 日韓の国交正常化から50年、百済門建立から9年となった今年、爽やかな10月15日、伝王仁墓のある藤阪東町で記念行事が行われました。

百済門
 この日は百済門をともに建設した尹・韓日文化親善協会会長はじめ、7人の役員が韓国から来阪され、日本側から大阪日韓文化親善協会の佐藤会長、中村府議、大森枚方市議会議長、村橋教育長ら多数が出席し、交流を深めました。この場所には、4世紀末ごろに日本へ来られ、論語100巻と千字文(漢字)を伝えられた日本文化の大先達の王仁博士のお墓があり、地域の方々が清掃作業など、日常ずっとお世話していただいています。
 式典の前に王仁博士のお墓にお参りするのに、韓国式の作法でということで、中村議員も伝統的な衣装を身に着け、お酒を酒杯に少し注いでお供えしました。

韓国の伝統的な衣装でお供えする中村議員

真っ黒なお餅 (中に白いアン)
 この後、両国からそれぞれの挨拶などが行われました。献杯の後、会場でいただいたのは、これまで見たこともない、もちろん食べたこともない、真っ黒な色をしたお餅などを頂きました。
 

14.秋のお祭りが各地で 

 今年も市内の各地で秋祭りや体育祭が行われ、地域の方々手作りの本当に楽しい行事が行われました。中村議員は議会の開会中とはいえ、土曜日・日曜日の開催であり、時間の許す限りご挨拶などに伺いました。
 現場で意見交換をすると、「お祭りの行事を担う人が次第に高齢化し、新たに若い人も加わってはくれているが、このままではやはり心配だ。いつか、このお祭りもダメになってしまうのではないか」と心配の声が多くありました。
 

岡東公園の4地区ふとん太鼓

地元の秋祭り・ふとん太鼓

15.一人暮らし老人の食事会に参加 

 今年も地元の自治会などが主催する「一人暮らし老人の食事会」が10月4日、走谷自治会館で開かれました。中村議員はこれに参加し、「日頃お一人で食事されている中、このように多くの方々と一緒に和気あいあいと食事できるのは素晴らしいことだ。ただ長生きというのではなく、健康で楽しく長生きするために、こんな場で楽しく過ごしましょう」と挨拶しました。
 また、この日にいただいた食事は写真のように、品数も多く、素晴らしい味付けでした。お世話いただいている皆さんに心から感謝します。ところで、この日はお世話して下さっている方から、「1杯ではなく、お代わりをどうぞ」と言われ、かやくご飯を2杯いただきました。
 

美味しかったお昼ご飯

大阪府議会議員 中村哲之助ホームページ