バックナンバー 2016年 盛夏号
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1.北河内消防大会が開かれる 

 大阪府消防協会北河内地区支部の消防訓練大会と表彰式が8月21日、寝屋川公園で開かれ、中村議員も参加しました。
  この大会は毎年この時期に行われ、それぞれ地区の代表が9月初旬に開かれる大阪大会に参加し、訓練の成果を発表します。この日は分列行進入場、国旗掲揚・殉職者への黙祷、人員機械器具の報告・観閲、主催者挨拶、行進間訓練、ポンプ操法の模範訓練、表彰状・激励品の贈呈などが順に行われました。
 今年の暑さは平年と変わりませんでしたが、比較的湿気が少なく、熱中症のような症状を起こして運ばれる人もなく、順調な行事になりました。



2.リオ・2016パラリンピックおおさか選手団の壮行会 

 リオで開かれているオリンピックに続き、パラリンピックが9月から始まります。この選手団の壮行会が大阪府庁5階の政庁の間で8月9日、知事や議会関係者らが集まって開かれました。中村議員は、民進党議員団の代表と健康福祉常任委員会委員という両方の立場で出席しました。
 アーチェリー、ウエイトリフティング、水泳など種目は色々ですが、お揃いのユニホームで、元気な表情でした。自己紹介ではほとんどの選手が初出場だと言っていましたが、女性は3回目の出場だとのこと。晴れの舞台で全力で頑張っていただけたらと思います。

全員で記念撮影 (中村議員は後列右から5人目)

3.戦没者追悼式が開かれる 

 大阪府・大阪市合同の戦没者追悼式が7月26日、国際交流センターで開かれました。ご遺族や関係者約1,000人が参加し、知事や議会関係者をはじめ、各地域の遺族会代表などが献花を行いました。中村議員もこれに参加して献花を行うとともに、改めて平和の大切さ、人権の尊さを感じました。中村議員は終了後、8月中旬に知事に提出する「提言・要望」にも、平和と人権を追及する府政の実現を明記したいと語りました。

戦没者への追悼の言葉を述べる知事

4.原水禁活動をもっと大きく 

 広島・長崎に原爆が投下されてから71年目の夏がやってきました。被爆者を2度と出さない、核兵器を廃絶していくという運動が、時代の流れの中で次第に風化しつつある今、私たちはしっかりとこれを語り継いでいかなければならないと、改めて、原水禁運動の大切さを訴えていきたいと思います。
 猛烈な暑さの中、8月4日〜6日に広島で開かれる原水禁世界大会に今年も枚方地域から20人を超える代表団を派遣することになっています。また、今年は被爆者の会の二世の会と中学生の平和大使もご一緒され、折り鶴奉納、折鶴平和行進、世界大会と各分野の分科会、広島市主催の平和祈念式典などに出席します。
 これに先駆けて、7月25日には市駅前で「世界大会を成功させ、核兵器の廃絶を実現していこう」と街頭署名活動を、また7月28日には市民会館大ホール前で非核平和行進の出発式が行われ、中村議員はこれらの行事に実行委員長として出席し、「運動を前進させよう」と挨拶しました。

街頭署名に協力を呼びかける中村議員

非核平和行進の出発集会で挨拶する中村議員

先頭で横断幕を持つ議員団
(左から西田市議、野村市議、大塚市議、中村府議)


5.参議院選挙が終わる 

 3年に1度の参議院通常選挙が終わり、新たな勢力が決まりました。全国的には与党が過半数を占めるとともに、注目の改憲勢力も2/3を占めることになり、今後の政局は極めて流動的・危険なものになってきました。
 また、大阪では維新の会が2議席を確保し、共産・民主が議席を確保できませんでした。この選挙では、橋下前市長引退後の維新の支持がどのようになるのかが注目されましたが、衰退するどころか、一層支持を伸ばすことになり、各党は対策を根本的に改めることになりそうです。
 とりわけ、民進党は北海道・東京・愛知などで2議席確保するなどの躍進を果たしたのに、関西では惨敗となりました。橋下氏登場以来、維新政治への対峙姿勢が極めて弱かったこと、地方議員が軒並み落選したこと、選挙直前にも幹事長の離党など、党勢が漸減していたことなど、問題は山積しています。秋の大会に向け、過去の亡霊にしがみつくことなく、斬新なスタートを切らねばなりません。

尾立源幸支持をお願いし続けた中村議員

岡田代表も支援に駆けつけた

維新の2議席目が画面に。
これで尾立源幸の落選が決まる


福山議員が関西で唯一の議席を確保と伝えられる
 

敗戦の弁を述べる尾立源幸議員


6.講演「大阪維新で大阪はどう変わったのか」 

 参議院選挙終了後の7月16日、門真市で教育関係者の学習会が開かれ中村議員が「維新政治が大阪にもたらしたもの」と題して、約1時間30分講演しました。
 中村議員は、
  1. 維新政治とはいったいどういうものか
  2. 何故、維新政治は賛成者が多いのか
  3. 維新政治の弱点はどこにあるのか
  4. 橋下・松井は何をしてきたのか
  5. 大阪の教育・福祉はどうなったか
  6. 子どもを巡る課題と対策
  7. どうすれば維新政治に対抗できるのか
と、具体的な事例や、橋下前市長らがそれぞれの局面で語ったことやその反応などを説明しました。
 また、講演後の質問では、府営住宅を市町村に譲り渡すという課題についてはどう思うかなどの質問がありました。
 中村議員は、「参議院選挙の取組みに忙殺され、十分な資料準備などが出来なかったが、熱心に聞いていただいた。私自身が今後、維新政治に負けないよう、しっかりと頑張る」と述べました。
 

7.各地で夏祭りが開かれる 

 今年も各地域で夏のお祭りが始まりました。花火大会とか、盆踊り大会、夏祭りなど、地域によっては色々な名称で取組まれていますが、どの校区でも多くの子ども達、高齢者が猛暑の中を楽しく寛いでおられる姿が印象的です。金券売り場やかき氷のお店の前などで百人近い人が猛暑の中を並んでおられる姿は壮観です。
 それにしても、フランスのニースでの花火見物の群衆にトラックを突入させ、多くの人を殺傷するなど、本当に残念なニュースが飛び込んできます。トルコではクーデター未遂事件まで発生しました。平和な日本、平和な街、そんな思いを強く思う夏になりそうです。

夏祭りの会場で
(左から中村議員、大橋議員、伊藤議員)


多くの人達がかき氷、タコせんなどを求めていた

8.難病連の総会が開かれる  

 大阪府難病連の2016年度総会が6月26日に、エル大阪で開かれ、中村議員が激励の挨拶を行いました。
 中村議員は、「厳しい財政事情が背景にあると言っても、暮らし・健康に直接響いてくる医療や福祉の予算を安易に削減してはならない。大阪府はこの8年の間に、福祉医療費などを1,770億円以上もカットした。今後、民進党として、このような予算が少しでも充実できるように頑張っていきたい」と述べました。

総会で挨拶する中村議員

9.保育のありかたで弁護士会が学習会  

 参議院選挙終了直後の7月11日、大阪弁護士会館で保育問題の公開学習会が開かれ、中村議員も参加しました。
 この日は「保育=少子化社会のライフライン」というテーマで、パネルディスカッションが行われました。
 パネラーは 越直美・大津市長、高亜希(こう・あき)・NPO法人ノーベル代表、松山純子・弁護士の3人で、コーディネーターは飯島奈絵・弁護士でした。それぞれが取組みの報告を約20分行いました。越市長は大津市として保育問題に取り組んできた実績を、松山弁護士は自らの保育体験を、高代表は実際に運営している病児保育のことを中心にレポート。
 特に、ノーベルの高亜希代表の「訪問型病児保育」のお話は、聞いていて、ずっと拍手したいと思うほどでした。枚方市内ではもうずっと昔から、病児保育という課題に挑戦していましたから、どんな形の訪問型病児保育かなと思って参加したのですが、取組内容・運営方法もよく、感心しました。このような訪問型が各地に定着できるよう、文字どおり行政もしっかりと支えていく体制作りを急がなければなりません。高代表は、「大津市の取組みの中に出てくる補助金が、もし私達の取組みに、一般の民間保育所のように5,000万円もいただければ、すっごく運営が楽になるし、親御さんも喜ばれますね」と語っていました。
 中村議員はこれまでから、保育にはいろいろな形態があり、認可・無認可の保育所の今を充実するだけではダメだ。夜間保育、2~3日の短期宿泊型、病後児保育など、様々な形態に対応できる多様な保育を研究するべきだと訴えてきただけに、大変いい勉強になりました。
 さらに政策などの中身とは別に、とりわけ、話し方・声量・間の取り方・時間配分など、政治家が演説の際に求められる全てをうまく取り入れた高代表の素晴らしいスピーチが印象に残りました。当日の主役は越市長だったはずですが、すっかり主役が変わってしまった感じさえしました。(越市長がダメというのではありません。高代表のテーマとスピーチがそれほど良かったのです)  また、コーディネーター役の飯島弁護士も、本当にお上手でした。もし、同じ立場に立つことがあれば、高さん、飯島さんのようにやりたいと感じます。 ICレコーダーを持って行ってしっかりと録音してきましたので、何度か聞き直してスピーチに磨きをかけたいと思います。

取組みを説明される高ノーベル代表
 訪問型の病児保育について知りたいという方は、事務所へお電話くだされば、資料などをご覧いただけるようにします。

10.民進党地方議員団が政策勉強会 

  民進党は5月16〜17日の両日、全国の地方議員が集合し、参議院選挙に向けたマニフェストの検討とともに、テーマごとの政策課題勉強会を行いました。
 開会日は今後の地方議員団会議の運営方針を決定し、岡田代表の挨拶、参議院選挙に向けたマニフェストに対する「たたき台」を長妻代表代行、山尾政調会長が説明し、地方議員の考え方を聞きました。
 出席した地方議員は、福祉・医療・危機管理・財政規律をはじめとする様々な課題を取上げ、熱心な議論が行われました。

熱心に指摘する出席者(福井県・山本議員)

地方議員の質問に答える右から長妻・山尾氏ら

 また、この後、枝野幹事長が立憲主義といまの安倍政権の問題点について語りました。
 2日目は分科会で、中村議員は「下流老人をどう防ぐか=講師・藤田孝典聖学院大学准教授」という分科会に参加しました。最近、厳しい格差社会の中で、下流老人という言葉を時々聞くようになってきました。藤田准教授は、何故下流老人が生まれるのか、その実態はどうなっているのかなどを詳細に説明し、これからの日本での重要なテーマとして考えていかなければならないと指摘しました。

藤田准教授の取上げたテーマ

バス事故という具体例を取上げて説明

下流老人の特徴の一つである『頼る人』について説明

大阪府議会議員 中村哲之助ホームページ