竹(たけ)をつかって ギイギイゼミをつくろう
竹わりばしをもって〈ギイギイゼミ〉をふりまわすと、クマゼ
ミのようなきごえが聞(き)こえます。ギイギイゼミを作(つく)ってみましょう。
◆じゅんびするもの
●ざいりょう
・竹づつ(3センチぐらいにきったもの)、竹わりばし1本(ぽん)、
つまようじ1本、リリアン(15〜20センチ)1本、ガムテープ(少し)
ジャンボビーズ1こ、クラフトテープ (少し)、松(まつ)ヤニ、木工用(もっこうよう)ボンド
● どうぐ ・はさみ、きり、紙(かみ)ヤスリ
・松ヤニをとかすうつわとガスコンロ(電熱器)(でんねつき)
◆〈ギイギイゼミ〉の作(つく)り方(かた)
@ 竹づつの上、下を紙やすりでこする
A 竹づつのかたがわにガムテープをはり、竹づつより大きめにまるくきる。
B 竹づつにかぶさるように、へりをおりまげてはりつける。
C はりつけた上から、はがれないようにテープでまきつける。
D ガムテープのまんなかにきりで小さなあなをあける。
E リリアンをそのあなにとおす。竹づつの内(うち)がわになるリリアンには、ぬ
けないように1センチぐらいのつまようじをむすびつける。外(そと)がわにな
るリリアンのさきは、竹ばしがはいるぐらいのむすびめをつくる。
◆松ヤニのとかし方とくっつけ方(大人の方へ)
@松ヤニを小さな器に入れて少し熱する。ガス火でもいいが、熱しすぎると燃えるの
で注意が必要。電熱器だととけるのに時間がかかるが安全。
A松ヤニがとけたら、わりばしの先に松ヤニをつりけビーズを押し込む。ビーズの先は
ボンドで止めておく。ビーズよりはみ出た部分はカットしても良い。
松ヤニにボンドを入れて溶かすと、割り箸につけた松ヤニが長持ちする。
◆松ヤニがかわいたら、〈ギイギイゼミ〉のリリアンの先をわりばしにとおして、
わりばしをふりまわしてみよう。どんな音(おと)がするかな。
セミのなき声(ごえ)がするでしょうか。
2001,8
西村
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