赤坂・金生山
1975年12月26日

 コース
寝屋川市役所ー関ケ原インターー金生山化石博物館ー見晴亭ー化石採集ー関ケ原鍾乳洞ー関ケ原インターー市役所

 岐阜県内の美濃帯に古生代石灰岩から中生代ジュラ紀の地層が広がっている。その中に黒色で示したとこ
ろに伊吹山から始まって石灰岩が点在している。その一つが金生山である。 これらの石灰岩は太平洋沖にあっ
た海山の周りにサンゴ礁が生まれサンゴや石灰層やフズリナ、ウミユリなどの死骸が堆積して地層になってできた
ものである。その後、プレートが日本列島に衝突したときにプレート上にあった石灰岩が日本列島各地に付加される
ことになった。従って日本の石灰岩ははるか南海上生まれで、その後のプレートの衝突で日本各地に点在している。




            ウミユリ

         結晶質石灰岩

        晶質石灰岩

         ヤベイナ
 
         サンゴ(断面)
   
         ネオシュワゲリナ

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