中央構造線博物館
長野県・大鹿村

2001年11月24日

この博物館は、ちょうど中央構造線が長野県の南部を通過する真上、内帯の領家帯と外帯の三波川帯の上
に建てられている。近くに中央構造線が見られる路頭も確保されており、地質体験にも適した博物館である。
また、構造線に関する展示もわかりやすく、庭に設けられている岩石の標本類も多く、その展示の仕方も
領家帯、三波川帯、秩父帯、四万十帯と構造的に配置されていてわかりよい。
ちょうど、中央構造線の真上に立つことが出来る。
専門の学芸員の方もおられ全国屈指の地学博物館である。

中央構造線博物館ホームページ

参考書籍 『南アルプスの山旅』
(地形・地質観察ガイド)
飯田市美術博物館(0265-22-8118)発行
この地域のくわしい解説書

     岩石園(三波川帯標本)    博物館正面(構造線の真上に建つ)    中央構造線上(内帯←|→外帯)
     海底火山の証拠・枕状溶岩      深海堆積物の証拠・チャート
(石灰質微生物遺骸の遠洋性海底堆積岩)
        ランドサット映像
      (中央構造線が見える?)

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