地団研巡検 伊豆大島

日 時:1987年2月1日〜3日




 
【解説】   
太平洋プレートの沈み込みにより形成された伊豆小笠原島弧に属し、東京都の南に位置する。
海底から見ると島は高さは1000mほどの山で、中央火口三原山は758mの山。中ほどは1338,1421,1552年の
火山灰が堆積している。大島火山の堆積物はほとんどが玄武岩質だが流紋岩質火山灰も含まれる。これらは
三宅島や新島からの飛来物質である。下部地層は三原山の火砕流堆積物が取り巻いている。
20世紀以降でも1912,1914,1950,1986年に噴火があった活発な火山島である。波浮港は838年噴火による
水蒸気爆発で生まれた。

 
          東海汽船 岡田港
 
        外輪山より三原山
 
        三原山山頂 61年溶岩見える         
 
     地層切断面(スコリア・火山灰)
 
         地層切断面
 
        側噴火跡スコリア  
 
        火口列噴火口
 
        硫化ガス噴出孔
 
         側噴火口
 
         側噴火口列
 
           溶岩(玄武岩)
 
             玄武岩


地質巡検