室生柱状節理
2024年6月25日
室生一帯は中新世の火成活動により火砕流堆積物で覆われていた。
その縁にここ室生曽爾高原はあたる。高温の火砕流が徐々に冷えた時
溶結凝灰岩になり特有の節理が発達する。この場所は火砕流台地の縁に
あたり冷え方は急で風化度も進んだ。玄武洞と違い縦筋のみ発達した柱
状節理を見ることができる。同様なのは層雲峡柱状節理にもある。
火砕流堆積物が冷えて固結し縦にひび割れた特異な景観を示している。
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玄武洞 |
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