竜串(高知)
2013年03月13日
多様な堆積構造の奇勝・奇岩
足摺半島の西部にある竜串は,中新世(2000万年前)に堆積した砂岩・泥岩層で
さまざまな堆積構造を見せている。砂岩には,見事な葉理やリップルマークが見ら
れる。また,堆積時に生物が残した生痕化石(サンドパイプ)やさなざまな塩類風化,
波浪による浸食地形なども見られる。
塩類風化=海水の飛沫などから晶出した結晶の成長する力によって砂岩の一部が
引きはがされて生じる風化地形
鈴木堯士・吉倉紳一編『大地が動く物語』
南の風社 参照
河川流路堆積砂岩 |
斜交葉理砂岩 |
未固結時変形構造 |
未固結時変形構造 |
未固結時変形構造 |
未固結時変形構造 |
連痕(リップルマーク) |
生痕化石(サンドパイプ) |
生痕化石 |
化石ノジュール? |
塩類風化・浸蝕 |
塩類風化 |
塩類風化 |