宇治田原
1962   2012,10  2018,6   2018年2月


  
                                          

                     古くから宇治田原町の奥山田地区にある手ごろな貝化石の産地です。このあたりは、中新世(2,300~530万年前)
                     の海や湖に堆積していた泥岩層や砂岩層、凝灰質砂岩層(綴喜層群)が広がっています。そこに数々の貝の化石が
                     入っています。湯屋谷から山道を歩いて川上ー宮村へ出るか、茶屋方面へ歩くといいでしょう。以前は道路沿いで
                     たくさん見付かりましたが、近年は道路沿いでは採れなくなりましたが、たまたま道路工事などあると山肌が掘削さ
                     れ化石層が出てくることがあります。宇治田原町役場などで情報を得るといいでしょう。             


          宇治茶産地

         砂岩層

         泥岩層

       
               
       奥山田トンネル前 1962年

                                    

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