野洲川転石探し 

2024年5年19月  益富地学財団

               野洲川転石
 上流部では新生代古琵琶湖層(250-170万年前)の他、古生代の粘土・砂層こ他、中世代の花崗岩も沢山顔を出している。それに伴ってホルンフェルスも散在する。古生代のチャート層も出ていて転石はバラエティに富む。
 河原の石ころは火成岩・堆積岩・チャート・ホルンフェルスと様々だ。特に花崗岩は多彩でペグマタイトも見える。白っぽいトーナル岩はこの河原によく見られる。
                草津線・三雲下車 河原
 
・トーナル岩 「かり長石が少なく石英が多い白っぽいゴマ塩柄」(『岩石・鉱物図鑑』
 川端清司監修)。 斜長石が多く小さい石英も多い。有色鉱物は黒雲母の他に角閃 石が多い   



          野洲川

         トーナル岩

       亜炭(メタセコイヤ)

           チャート
 
 
         石部宿
 

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