八釜の甌穴・四国カルスト・横倉山

                     四国山地の愛媛・高知県境は三波川帯の南に細長く秩父帯・黒瀬川帯・三宝山帯が帯を
                     なしている。これらの地層は数億年前に大陸の南縁に付着した最も古い付加帯である。

                                          ・八釜の甌穴
                      愛媛県久万川市にある甌穴。固いチャートが長年の巨礫の回転運動で大きな甌穴を
                      作っている。これだけ大規模なものは他には見つかっていない。


 ・四国カルスト
愛媛・高知の県境には、白亜紀ペルム紀の石灰岩が広大な高位・高原カルスト台地を形成している。
秋吉台などとは異なる高位の石灰岩地帯である。石灰岩ははるか南の海からの使者である。
     


                                   ・横倉山
           高知県越知町には四国山地の南側に細長く(東西方向に)のびる黒瀬川構造帯が通っている。黒瀬川構造帯
          は,南極近くからやってきた古い地塊とがまざりあってメランジェ状をなしている。古い大陸起源の花崗岩や海洋
          起源の溶結凝灰岩,石灰岩,蛇紋岩など多彩な岩石が混在する。
           越知町に横倉山自然の森博物館」があり日本列島の成り立ちの解説や様々な岩石が展示されている。
                    

   
 
  

千石正一さんの記事紹介
『横倉山自然の森博物館ニュース 2012,5月号』

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