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● 変わり続ける上海（10月25日・火) |
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この日のモーニングコールは７時でしたが、朝５時30分に目覚めました。カーテンを開けて外を見ると真っ暗。街灯なども日本に比べると少なく、36階から下を見ると車が少し走っているくらいで、上海の町はまだ静かに眠っているようです。まだ少し早いなと思って、もう一度ベッドに入るとまたぐっすり。今度、電話の音で目を覚ますとこれがモーニングコール。「ただいま7時1分です。‥‥10分後にもう一度希望される方は、◇◇をプッシュしてください‥‥」という声が聞こえます。丁寧なモーニングコールだなとその時は思いましたが、よく考えると、これはおかしなことです。このことが十分にわかった人は再コールの必要はありませんし、半分寝ぼけていればそのことができません。 |
先ほどと同じようにカーテンを開けると、もう外はすっかり明るく、街は昨日と同じように活気を取り戻しています。しかし、街の喧騒はここまで届きません。景色は写真のように少し霞がかかり、のどかな感じさえしています。
私は早速、ミネラルウォーターでお湯を沸かし、緑茶を飲みながら、昨日のメモを基に日記・訪問記を整理。昨夜のアルコールがやっと抜けた感じになってきます。
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ちょうど8時に41階の回転・展望レストランで朝食。食事は中・洋のバイキング方式で、私はナイフでゴーダチーズを好みの大きさに切りお皿へ。肉類は一つもとらず、オムレツをコックに作ってほしいと依頼。これから毎日、歓迎宴が続くため、朝はしっかりと野菜・フルーツを山盛りにし、ヨーグルトも。そして、パンや粥などは口にせず、コーンフレークに牛乳の朝食。 |
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◆ 上海の都市計画に驚き
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今日の出発は9時で、上海市人大常務委員会の予算工作委員会委員の邵氏が迎えに。私は前日と同様に専用車です。 9時25分に龍陽路に到着し、石氏の案内でリニアモーターカーの仕組みなどを説明され、早速リニアに乗車へ。浦東国際空港まで約30kmあり、最高430km/hのスピードを出し、所要時間はわずか7分20秒です。4両編成で15分おきに走っていますが、結構、多くの方が乗車されています。この二駅間をタクシー利用すると約40分で90元が必要とのこと。
【写真】ほとんどゆれず快適なリニア
頭上の数字が430ｋｍを示している |
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リニアがスタートしたなと思うと、もう100km / 200km /300kmと信じられない時間で430km/hに達します。そのため、タクシーに乗って空港まで行く人は少ないとのことです。我々が乗った車両は4両目のＶＩＰ席で、貸し切りのような感じです。一般車両が50元/１人で空港利用者は20％OFFです。しかし我々は100元/1人の負担になります。7分20秒はアッという間で、９時52分過ぎに静かに到着。次の列車で元へ戻りますが、新幹線のような揺れもほとんど無く快適です。
10時20分に東方明珠塔（テレビ塔）に着きますが、またここでも驚きです。私達は全員が赤絨毯の上を歩き、音楽隊が演奏して迎えてくれます。そして曲は北国の春。267mの展望台に立つとさすがに高いの一言。上海市歴史博物館と外灘（バンド）観光トンネルを視察した後、昼食会場の豫園へ。12時10分に到着し昼食。（この日も緑波廊というところで中華料理です）昼食後、上海市の中でも指折りの名園の豫園を見学し16時30分にホテルへ。少し歩き疲れました。
ホッと一息ついて、ポットでお湯を沸かして緑茶を飲むとお昼のアルコールがすっかり抜けていきます。しかし、18時からホテル内での夕食会でまたまた老酒の連続。いくら量は少ないといっても53度ものアルコールを10杯以上も飲むとふらふらです。邵さん以下、中国の人達は本当に酒豪で感心してしまいます。
夕食会は19時15分に終わり邵さん@さんらとともに外灘周辺の視察に出かけます。19時20分にホテルを出発し20時出航の遊覧船に乗ります。やはりこの時間になると、さすがに風を冷たく感じます。川の両側には見事な電飾、そして行きかう船もライトアップし、多くの人達が乗船して楽しんでいます。 |
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広告になんと日本企業の名前が多いことか… |
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20時45分に帰港・下船し、ホテルへ。これでこの日のすべての行事が終わりです。私はホテルの部屋で緑茶を飲みながら日記を書いた後、約２時間、好きな小説を読むことができました。明日は少し早く、南京へ移動するため、早く寝ることにします。
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