31日はいよいよ日本へ帰ります。朝6:30のモーニングコールになっていましたが、不思議に5:30頃に目が覚めます。もう日本ではお昼をまわっています。朝から全ての荷物を整理するのは大変だからと昨夜、ほぼ整理しておいただけに、7:15までと言われていたバッゲージダウンは楽々です。朝食後にチェックアウトし、8:00にはホテルを出発です。マドリードAPには15分程度で到着し、搭乗手続き・免税書類の提出などを行います。
10:30発のKL1700便への搭乗手続きは、やはり少し時間がかかります。さらに10:30発の予定がかなり遅れ、離陸したのは30分遅れの11:00。離陸すれば約2時間で、アムステルダムに到着します。機内では軽食が配られますが、健康管理のため、野菜を少しとチーズ・コーヒーだけです。
スキポール空港でも、午後2:25発の予定が約40分も遅れていることを電光ガイドが知らせています。私たちがKL0867便で離陸したのは、午後3:05。さあ、これから約10時間余りの長い飛行です。座席は2階の80Jで、周囲はすべて席が埋まっています。厳しい航空事情の中で、ヨーロッパからの関空直行便が相当減ってきているため、これだけ主要路線に集中しているのだなと思います。
時間が経つと記憶が薄れてしまうため、私は今回のスペインの出来事を毎日夜、20〜30分くらいかけてメモしていましたが、機内は相当時間が有るので、もう一度整理し直しました。私は旅日記を書くのが好きで、2時間ほどメモするとともに、撮影した写真も不鮮明なものなどを消去していきます。昔と違い、デジカメは本当に便利です。撮影したその場で見ることができますし、一々プリントする必要もないため、費用も大幅に節約できます。しかしそれだけに、今までとは倍くらいの写真をとってしまいます。毎日毎日充電しなければならないのが少し難点ではありますが……。
帰国便では、「夜」という時間帯が約半分くらいあります。最初はテレビ・ビデオを見ている人たちも結構いましたが、ブラインドが下ろされた頃には、多くはお休みのようでした。私も2〜3時間程度休みましたが、ビデオで「ラストサムライ」を2度も見ました(日本語版が少ないため)。
今回のスペインは本当に寒かったし、そして、よくこれだけ毎日雨が降るなというほど「雨」ばかりでした。そして今回の視察では、前回のフランス・イタリアの時と違い、会派の政務調査ですから、議会事務局の随行者がいません。添乗員はいても、やはり大半は個々の議員がやらなければなりません。ポーターが一人もいない空港もありました。そんな中で、全員が当然のように行動しましたが、代表と事務局長のご苦労は大変だったと思い、改めて感謝の意を表します。
また、前回は添乗員が交通事故による骨折のため、現地で入院という緊急事態が起こりましたが、今回は何一つ問題も起こらず、本当によかったと思います。
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