理科教育論 |
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名 称 | 発表年 | 発表場所 | 概 要 |
科学的思考の理論と実践 | 1963年 | 寝屋川市教育委員会 | 科学的思考の意義について、独自に類型化した実践報告 |
大阪府における地学実習 地研究 | 1963年 | 文部省(科学研究費) | 府下における地学実習地の調査報告 |
理科教育の構造化 | 1965年 | 日本理科教育学会 | 天文教材を例に子どもの認識過程を中心とした構造化の構築 |
科学的思考力の評価 | 1967年 | 寝屋川市教育委員会 | 科学的思考力の考察と評価 |
低学年生物教育の在り方 | 1968年 | 「理科教室」 | 低学年児童も自然の追求者であることを示した生物教育論 |
存在としての理科教育 | 1969年 | 「理科教室」 | 仮説実験授業を認めつつ、存在としての教育の意味を追求した論文 |
経験学習から仮説実験授 業へ | 1971年 | 仮説実験授業研究会 | 経験主義の思想をふまえつつ仮説実験授業の有効性を明らかにした実践論文 |
仮説実験授業とは | 1979年 | 「授業科学研究」3 | 仮説実験授業の教育的、哲学的、心理学的意義とその有効性 について |
◆仮説実験授業における原子論的認識論 | 1994年 | 日本理科教育学会 近畿支部大会 |
小学校低学年からの原子論導入の有効性について |
◆仮説実験授業における原子論的認識論(2) | 1995年 | 日本理科教育学会 近畿支部大会 |
小学校低学年における原子論導入とその実践的成果について |
科学読み物論 |
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科学読み物をどうとらえるか | 1984年 | 科学読物研究会 | 理科教育における「科学読み物」分野の確立と科学読み物の分類について |
科学読み物を楽しく読むた めに | 1988年 | 科学読物研究会 | 科学読み物の出版状況の把握と科学読み物の条件について論述 |
「科学読み物」類型化への試み1 | 2000,5 | 「科学読物研究」 | 科学読み物の類型化と科学の本「科学読物」の重要性を提案 |
「科学読み物」類型化への試み2 | 2000,7 | 〃 | 知識の本の意味と位置づけ、戦後の主な知識の本の解説 |
「科学読み物における分類と位置づけ(1) | 2000,8 | 日本理科教育学会全国大会 | 理科教育における科学読物の重要性と類型化について |
「科学読み物」類型化への試み3 | 2000,9 | 「科学読物研究」 | 「科学の本」の分類と位置づけについて解説と戦後の「科学の本」の解説 |
仮説実験授業授業書における 「読み物」の役割と効果 |
2000,9 | 〃 | 仮説実験授業の授業書では、「読み物」が重要な位置をしめている。 |
「科学読み物」類型化への試み4 予想を楽しむ本 |
2000,11 | 「科学読物研究」 | 科学読物における「フィクション」「予想を楽しむ本」について解説と紹介 |
科学読み物」類型化への試み5 マンガ |
2001,1 | 〃 | 「フィクション」中にいぢつけているマンガについて解説。 |
小出「紙芝居科学読み物」論 | 2001,1 | 〃 | 小出雅之氏の紙芝居について科学読み物の立場から論じる |
科学読み物」類型化への試み6 算数・数学の本 |
2001,5 | 〃 | 算数・数学領域の本について、主な本を紹介 |
「科学読み物」類型化への試み7 自然の読み物 |
2001,7 | 〃 | 戦後に発行されている、文章主体の読み物の紹介 |
「たのしさ」「面白さ」を主張する 終戦前後の〈算数・数学〉読み物 |
2001,7 | 〃 | 終戦前後に出版されていた、楽しさを求めた算数け数学の読み物の紹介 |
「科学読み物における分類と位置づ け」(2) 科学の本とその現状 |
2001,8 | 日本理科教育学会全国大会 | 理科教育における「科学の本」の有効性について発表 |
戦後の学年別算数読み物 | 2001,10 | 「科学読物研究」 | 戦後から出ている学年別の〈算数読み物〉の紹介 |
戦後の学年別 「なぜだろうなぜかしら」○年生 |
2002,3 | 〃 | 戦後から出ている「なぜだろうなぜかしら」の紹介 |
『せいめいのれきし』は「科学読物研究」 として問題ないか |
2002,8 | 「科学読物研究」14 | 科学読み物の代表作としてよく紹介されるバートンの絵本について、問題点の指摘。 |
科学の楽しさを子どもたちに知って もらう本 |
2002,11, | 岩国図書館事業 | 小学校3,4年生、6年生に提示した本の紹介 |
「石ころ読み物」考と「化石読み物」考 | 2002,11 | 「科学読物研究」15 | 岩石と化石に関する科学読み物研究 |
授業書の読み物とイメージ | 2003,2 | 「科学読物研究」16 | 仮説実験授業授業書にある言葉によるイメージの大切さに論究 |
科学読み物〈化石の本〉研究 | 2003,6 | 「科学読物研究」17 | 化石に関する科学読み物研究 |
科学読み物作家・内田清之助 | 2003,6 | 「科学読物研究」17 | 明治・大正め昭和の鳥学者、内田清之助の科学読み物と生き方論 |
楽しさを伝える・神戸伊三郎の科学読み物 | 2003,8 | 「科学読物研究」18 | 大正10年から昭和にかけてたくさんの科学読み物をかいた。『母の指導する子供の理科』など楽しい読み物が多い。 |
発掘創作読み物作家「たかしよいち」 | 2004,3 | 「科学読物研究」20 | 遺跡発掘や化石発掘のロマンをたくさんお話に書いた「たかしよいち」氏の紹介 |
ウェゲナーの大陸移動説は仮説実験の勝利 | 2004,7 | 大会資料 | ウェゲナーの大陸移動説は,たんなる思いつきではなく,仮説ー実験のたまもの革命であった。 |
主な著書・著作 | ||||
著 書 名 | 発行年月 | 出版社 | 概 要 | |
『科学的思考力の評価』 | 共 | 1967年 | 明治図書 | 科学的思考力を合理性と実証性をのりこえた関係把握力ととらえ評価の実際について論述 |
『はじめての仮説実験授業』 | 共 | 1974年 | 国土社 | 仮説実験授業の教育的意義と子どもたちの変革の様子について記述 |
『科学の本っておもしろい』(続) | 共 | 1985年 | 連合出版 | 科学の本として大切な要件と科学の本の紹介 |
『磁石・ふしぎな石じしゃく』 | 共 | 1990年 | 仮説社 | ふつうの磁石から天然磁石、地球磁石にまで興味の輪を広げた 授業書の発表 |
『寝屋川の自然』(地質) | 共 | 1991年 | 寝屋川市 | 3年間にわたって寝屋川市内の地質と地形調査をした結果をまと めた地学報告書 |
◆『大人も読んで楽しい子どもの科学の本』 | 単 | 1995年 | 近代文芸社 | 市販されている子どもの科学読み物を分類し、「科学の本」の大切さを論述 |
『寝屋川の自然』 (ほ乳動物) | 共 | 1996年 | 寝屋川市 | 寝屋川市に生息する野生の哺乳動物について数年にわたる調査 結果報告 |
『科学の本っておもしろい』(4集) | 共 | 1996年 | 連合出版 | ここ数年の、宇宙や地質、ほ乳動物関係の本の紹介を担当 |
校長日記(2巻) | 単 | 1996年 | 自費 | 2年間にわたる朝礼、集会等の話集。子どもたちが楽しく聞いてくれた内容を集めたもの |
たのしく読める日本児童文学(戦前編) 共同執筆 | 共 | 2004年 | ミネルヴァ書房 | 主体は文学作品の紹介ですが,科学読み物に関して西村が執筆。 |
たのしく読める日本児童文学(戦後編) 共同執筆 | 共 | 2004年 | ミネルヴァ書房 | 主体は文学作品の紹介ですが,科学読み物に関して西村が執筆。 |
◆『大人も読んで楽しい科学読み物90冊』 | 単 | 2009年 | 近代文芸社 | 1995年から2008年までの科学読み物の紹介予想を楽しむ本,自然を楽しむ本,科学を楽しむ本に分けて解説。 |
◆『地球の発明発見物語』 | 単 | 2010年 | 近代文芸社 | 46億年の歴史を持つ地球の謎解きに挑戦してきた地球科学者の発明発見物語。小高学年から読める。 |
◆ウェゲナーの大陸移動説は仮説実験の勝利 | 単 | 2017年 | 文芸社 | 大陸移動説を提唱したウェゲナーの科学観を浮き彫りにすると同時に大陸移動説教材化の経緯も明らかにしている。 |
◆石はなにからできている ? | 単(構成・写真は別) | 2018年 | 岩崎書店 | 石の世界を書いている。まず、多様な石は水の惑星地球にこそあるということ、つぶつぶに眼を向けていくと個々の石は見やすくなるなど。 |
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